幸せを感じた1か月間【小栗立暉】

小栗立暉と申します。
僕は、1か月間、新潟県刈羽郡刈羽村油田に住んでいました。
このインターンで決まっていることはただ一つ。1か月間油田に住み、映像を作るのみ!

初めて、油田に行ったときは、長岡から景色が町から田んぼへ、田んぼから山に変わっていき、周りには数件の家と田んぼと畑。近くにお店はない。子供は1人。
不安でいっぱいでした。
しかし、その不安は一瞬で吹き飛んでいき、この1か月は幸せであり、最高に楽しい思い出になりました。

目次

油田の暮らし

油田に到着前は、お店まで歩いていくのはほぼ不可能、自転車は山を越えないといけない。雨が降らず、毎日36度以上。なかなか過酷な生活になると思っていました。

しかし、実際は、油田の人、役場の人がスーパーに送り迎えしてくれたり、野菜、酒をくれたりして頂いたおかげで快適すぎる生活を送ることができました。僕たちが泊まっていたところは、エアコンがあり、さらに僕らのために仮設のシャワー、洗濯機までつけてくれました。本当に至れり尽くせりな生活を送らせていただきました。

共同生活も、三者三葉の性格だったけど、バランスが良く、料理を3人で役割を分担し作り、酒を飲みダラダラ話したり、映画を見たり、星を見に行ったり。二日酔いになり、迷惑をかけてしまったことがあったけど、最高に楽しい生活でした。

いろいろな経験

この1か月インターンは、たくさんの経験をしました。ヘリコプター、ピザ釜でピザづくり、釣り、ケーキ作り、そうめん流し、稲刈り、原発見学などなど。僕がやりたかったことは、ほとんどすべてやることができました。

油田の人に、やりたいことをいうと、「よし、やるか!」と人を集めてくれ、いろいろな準備をして頂きました。そうめん流しも、急にやりたくなって相談したら、その後日には、竹を一緒に切りに行ってくださりました。70歳以上のおじいさんが、木に登り竹を切っていました。衝撃映像でした(笑)

変化

僕は、このインターンで、自分のことを知るために、やりたいことを見つけるために、何かを変えるために来ました。このインターンで、自分の悪いところ、なりたい自分を少し見つけることができたと思いました。このインターンで、人とのつながりは、僕の人生を豊かにし、何かのきっかけをくれると思いました。

このインターンは、油田の人、役場の人がいなければ、生活もままならず、いろいろな経験をすることができなかったと思います。また、油田の人や、インターンの学生の人の話を聞くと、知らない経験、考え方を知ることができ、自分のなりたい自分を強く思うことができました。

特に、油田のあるおじいさんが、「今が幸せ。人生に後悔はない。」と言っていました。僕は、やりたいことがあっても、やらない理由を探してしまい、挑戦することから逃げ、ああしたらよかったと後悔することがよくあります。
年をとっても自分の人生に後悔がない、自分のことを幸せといえる。そんなことを言える人生を送りたい、そう思いました。

最後に

インターンが最後になるにつれて、寂しくて、もう少し一緒に生活することができたらと思いながら生活していました。ピザ釜のリベンジの時に、幸せを感じすぎて、途中泣いていました(笑)約1か月たった今で、寂しさを感じます。
僕は、いま、インターンを終えた後、何かしなければ、とインターン前よりも思うようになりました。次会うときは、前の自分よりも、少しでも成長しているように、油田の人の役に立てるように。

幸せを強く感じ、かっこいい人、尊敬できる人にたくさん会うことができたこの一か月。このインターンにかかわってくれたすべての人に感謝。ありがとうございました。また、会いに行きます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

にいがたイナカレッジ事務局

目次