【お米がもらえる!】Work Rice体験レビュー!魚沼市入広瀬でガチの田植え作業体験してきた!

お米と言えば、みなさんはどんなお米を思い浮かべるでしょうか。

そう、魚沼産のコシヒカリですよね!

誰しもが思い浮かべてしまうほど有名で、コンビニエンスストアのおにぎりやインスタントごはんに使用されている魚沼産コシヒカリ。甘くてもちもちでとてもおいしいですよね。そんな魚沼産コシヒカリがどのように作られているか気になったことはありませんか?

「魚沼産コシヒカリがどう作られているか知りたい!」
「自然豊かなところに行きたい!」
「魚沼産コシヒカリを食べたい!!」

その願望、Work Riceプログラムがすべて叶えてくれます!

今回はイナカレッジ阿部さんと一緒に魚沼市入広瀬にお邪魔して、株式会社入広瀬 代表取締役の佐藤貞さんにご指導いただきガチの田植え作業を体験させていただきました。

この記事を書いた人

柚月歩

役者・ライダー・YouTuber・Webライターと、たくさんわらじを履くことがすきな臨床検査技師。香川県出身。専門学校で上京し都会で働いていたが、地方に住みたくなりくじ引きで新潟移住を決め現在にいたる。 愛車はGB350(がぶちゃん)、趣味はツーリングと食べることと献血。 この世のすべてを経験するために日々奮闘中!

目次

田植え体験?どうせ手植え……じゃない!?

田植え体験と聞くと、昔ながらの手で植える体験なのかなと思いませんか?

なんと、ガチガチの田植え機での作業です。

Work Riceさんでは、学校で体験するような手植えでの田植えではなく、米農家の方が普段行っている作業の補助を体験します。つまり、ガチで魚沼産コシヒカリを作るお手伝いができるのです!

普段おいしくいただいている魚沼産コシヒカリを作る補助ができるなんて、非常に貴重な体験ですよね。

実際に作業を体験してみた!

さっそく田んぼに……と思ったら大間違いです!まずは育苗箱(いくびょうばこ)に入ったマット苗をトラックに積み込むところからはじめます。

大量に並ぶマット苗。こちらは実はほんの一部でなんとハウス3棟分、合計3,500枚ものマット苗があるとのこと!

80枚のマット苗を積んで出発!後ろには肥料も積んであります。

田んぼに到着!田植え作業開始!

田んぼに着いたら、まずはマット苗・肥料・除草剤を田植え機に満杯まで積み込みます。

ストック台にマット苗を置くのですが、これが地味に重い。男性陣は片手に1枚ずつ持っていました……。すごい。

肥料を運びます。なんと重さ20kg!体験翌日には筋肉痛が……。

除草剤は後ろ側にあるこまきちゃんに入れます。名前が可愛いですよね。

準備万端!田植え機しゅっぱーつ!

すべての物品を積み終わると、とうとう田植え機が動き出します。

オペレーターの佐藤さんがどんどん田植えを進めていきます。この田植え機は一度に8条分、つまり一度に8列まとめて植えることができるとのこと。

米農家の方に言わせると、8条植えの田植え機は非常に大きいのだとか。多くの田んぼをお持ちの佐藤さんにとって、8条植え田植え機はなくてはならない存在なのです。

佐藤さんの超絶テクニックを目の当たりに

田植え機による田植えを見学していく中で、気になる存在が。

この歯車はなんだ……?
実はこの歯車、非常に重要な存在なのです!

歯車が田んぼに引いた線に田植え機の正面にある目印を合わせることによって、佐藤さんは均等に稲を植えていくことができるのです!

旋回したときに一発で目印を線に合わせる佐藤さん。簡単に行っているように見えますが、長年の経験のたまものだと感じました。テンポよくスピーディーに進んでいく田植えは、非常に見応えがあります。

積み込んで、田植えして、積み込んで……

佐藤さんが田植えをして、苗や肥料が足りなくなったら補助者がマット苗や肥料を持っていき、田植えを再開して……。それを繰り返して、はじめの5面の田んぼは約1時間ほどで終了しました。

1エリア終わったら次のエリアへ。トラックの資材が無くなったらハウスや格納庫に取りにいき、また田植えをして……。なんと20町※もの広さの田んぼを所有する佐藤さんは、この作業をひたすら1ヶ月半ほど繰り返すそうです。

※20町:200,000平方メートル(60,000坪)

株式会社入広瀬 佐藤さんにお話を伺いました

田植えを一旦中断し、お昼ご飯。なんと、佐藤さんが私たちのためにカレーライスを準備してくださいました!

前日から仕込んでくださったとのことで、ゴロゴロ野菜がたくさん入ったカレーライスはとてもおいしかったです。サラダまで準備してくださり、本当にありがとうございました!

カレーライスのお米はもちろん自家製。実はコシヒカリではなく、お母様がお好きな『つきあかり』。米が主張しすぎず、カレールーと非常によく合って美味でした。

佐藤さんは現在46歳。元々サラリーマンとして就職し、32歳で帰郷。お父様が創業された株式会社入広瀬に入社し、そこから米農家の道を躍進されていらっしゃいます。

「最初は米農家になるなんて思わなかった」と話す佐藤さん。帰郷されたころ、高齢化により故郷である入広瀬地区の米農家引退に拍車がかかっていたそうです。どんどん増えていく荒れた田んぼを目の当たりにして、故郷入広瀬の田んぼを守りたいという強い思いで株式会社入広瀬に入社。米農家を引退した高齢者から田んぼをお借りし、お米を植えることで田んぼを荒らさないようにしているとのこと。

「入広瀬は山手にある上に様々な場所の田んぼを借りているので、たくさんあって田植えも稲刈りも大変なのです」と話します。標高200mから500m超えのところまで田んぼがあり、その差なんと300m以上!オペレーターは佐藤さんおひとり。様々な方の手を借りて、田植えをされているそうです。

佐藤さんの原動力とは

「仕事終わりにビールを飲みながら、子どもと遊ぶときが一番幸せです」と話す佐藤さん。非常に多くの田植えをこなさねばならない佐藤さんにとって、子どもの存在が一番の原動力になっているそうだ。

様々な農家の中でも、金銭的な理由で引退者が非常に多い米農家。実際に田植えの作業を体験し、オペレーターの佐藤さんはもちろんのこと補助者である周りの方々の力が田植えの進捗を大きく左右することを身をもって学びました。普段当たり前に食べているお米を作るにはたくさんの人間が必要だということを、もっと私たち若者は知るべきだと思います。

Work Riceでお米をもっと知ってみよう!

田植え体験というと、前述した通りどうしても昔ながらの手植えをするイメージをしてしまうもの。実際に現在行われている最新の田植えを知る機会はあまりないように感じます。

Work Riceさんでは現役で活躍されている米農家さんのお手伝いすることができるので、お米ができるまでの実際を知ることができます。現在は魚沼市だけでなく柏崎市でも田植えお手伝いの募集があり、秋ごろになると稲刈り作業を体験することも可能です。

しかも!秋ごろにおいしい新米を送っていただけます!!

お米が好きな方にとっては嬉しい特典ではないでしょうか。売っているお米を購入して食べることもよいですが、自分が作業に関わったお米を食べることは喜びもおいしさもひとしおなのではないかと感じます。
都会の喧騒から離れて自然に触れながら農業体験。きっと魚沼産コシヒカリを作る体験は、あなたにとって素敵な経験になると思います!少しでも興味がありましたら、ぜひWork Riceさんにお問い合わせを!

株式会社入広瀬
住所:新潟県魚沼市穴沢1337-2
Instagram:https://www.instagram.com/iri_hirose/

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この記事を書いた人

にいがたイナカレッジ事務局

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