【1~2年間の研修】アグリパス農村くらし支援事業(小千谷市)

「田舎で米づくり」+「個人事業、テレワーク、就業等」ライフスタイルを支援します。

本事業は、米づくりをしながら暮らす「新たな生活モデル」を作ることを目的として、以下3つの活動空を条件に、最大2年間・14.4万円/月の支援金を支給します。

農村生活を体験するために、村の人たちと同じように「米づくり」などの自給的農業、集落活動への参加をします。自分が農村生活に合うか試してください。

自分が立てた構想・計画に基づいて、農村で自分の目指す暮らしや仕事を試行実践します。農業以外、収入を得る仕事もOKです。

農業手伝いは、基本的な農作業について学ぶことと人間関係づくりが目的です。将来的に農バイトで収入を得る、自営農業で収入を得ることにもつながります。

目次

募集要項

同事業の対象者、支援金、条件についての説明です。

農家のお手伝い(体験)の内容や時間の使い方は、受け入れ集落によって異なります。必ず「受け入れ集落」の説明も目を通してください。

対象・新潟県小千谷市(おぢやし)で米づくりをしながら暮らす意思のある人(稲作の規模は問わない)
・農村集落で地域の人たちと協調して暮らすことができる人
・50歳以下で心身ともに健康な人
・リモートワークでの仕事持ち込みも可
募集人数1名
期間1年目:採用決定時~2024年3月31日
2年目:2024年4月1日~2025年3月31日
※1年目終了後、定住計画の作成と面談を踏まえて2年目の実施を決定します。
支援金(1年目)○活動支援金:14.4万円/月
○条件
 ①農村定住計画の試行・実践
 ②農家のお手伝い(体験)に月100~160h程度従事する(時間は時期によって変わります)。
※内容は受け入れ集落によって異なります「受け入れ集落」をご確認ください。
 ③農村集落での暮らし(米づくり、自給的農業)
○ほか
・計画に基づく中で、個人事業やアルバイト等は行ってよい。
・家賃(2万円)、光熱水費(1万円程度)、WiFi(4千円程度)、車借用料(2万円程度)は個人で負担する。
支援金(2年目)○定住支援金:14.4万円/月
○条件
 ①農村定住計画の試行・実践
 ②農村集落での暮らし(米づくり、自給的農業
○ほか
・自身の稲作の実践以外は、計画に基づいた活動であればどのような活動を行ってもよい。
・1年目の受け入れ農家の元で、農作業アルバイト等を行うこともできます(月5~10万円程度見込み)
・家賃(2万円)、光熱水費(1万円程度)、WiFi(4千円程度)、車借用料(2万円程度)は個人で負担する。

アグリパス2年間の流れ

アグリパス農村暮らし支援事業は「地域おこし」や「就農」を目的としていないため、自らの目指す農村でのライフスタイル実現に向けた活動に集中できます。

定住に向けたサポート

同事業では支援金以外にも、生活環境の整備や農業を始めるためのサポートなど、各種サポートを行っております。

生活環境・住居を準備します(1軒家)。支援期間終了後も貸与可能です。
・基本的な家具、家電を貸与します(移住者向けに準備したもの)。
・車をお持ちでない方には、車借用の手配をします(月2万円程度)。
・受け入れ集落の世話人が生活全般の相談役になります。
農業指導、農地・機械の貸与・受け入れ集落の指導農家が農業指導をします。
・必要に応じて、JAや県の農業普及員の指導も受けることができます。
・受け入れ集落で農地を貸与します。
 意向と能力によって、数アールから将来的には数ヘクタールの貸与も可能です。
・稲作に必要な農業機械は、指導農家から貸与または、機械操作は指導農家が行います。
仕事づくり・就業、定住に向けた相談・定住に向けた計画に対して、受け入れ集落、運営事務局、小千谷市移住相談員がサポートします。
・月1回関係者でのミーティング及び事務局との面談を行います。
ほか・自治体や関係機関などの橋渡しを行います。
・必要に応じて研修機会を提供します。
・事務局から「農産物の情報発信に関する取材・記事執筆」のアルバイトを1年目から発注することが可能です。

これまでの卒業生の進路

小千谷市のアグリパスプログラムは、2020年度からスタートしてこれまで6名の卒業、2名現役で活動しています。

2020年度近隣自治体での複業、近隣自治体での複業(農繁期には受入集落にて農業バイト)、元住所地で就職(2名)
2021年度小千谷市地域おこし協力隊に任用、元住所地で就職
2022年度就農に向けて2年目の活動実施中、小千谷市地域おこし協力隊任用予定

受け入れ集落紹介:新潟県小千谷市若栃集落

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農家のお手伝い(農業体験)は受け入れ集落の皆さんが先生となります。

経験豊富なベテラン農家が皆さんのチャレンジをサポートします。研修生の姿勢次第で多くの人たちとのつながりを持つことができます。

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地域概要棚田が広がる農業やまつりが活発な農村集落
・小千谷市の南端にある山間部に位置する。隣接する十日町市や柏崎市の市街地にも比較的近い。
・山深い棚田が広がる地区。
・真人北部地区の中核となる若栃集落は、28世帯80人と小規模化・高齢化しているが、地域農業の取り組みの他、まつりや交流事業が活発に行われている。
→詳しくはコチラのwikipediaを参照ください。
1年目の活動条件農業生産・加工・販売・農家民宿経営を行う「㈱Mt.ファームわかとち」でインターンシップ
【農村定住計画の試行実践】

・1年目は「㈱Mt.ファームわかとち」へのインターンシップの時間以外での実践となります。
【農家のお手伝い(体験)】
・「㈱Mt.ファームわかとち」で週5日(40時間)手伝い・体験を行います。1日8時間を超えた場合は、時給でアルバイト代を支払います。
・仕事内容は、稲作を中心とした農作業(7割)、EC販促・広報業務(3割)とする。
・同社の農作物販売は、独自のECの他「食べチョク」や「新潟直送計画」を通した販売も行っておりインターン生の力にも期待しています。
Mt.ファームわかとちホームページ 
新潟直送計画 Mt.ファームわかとちショップページ 
食べチョク Mt.ファームわかとち生産者ページ
【農村集落での暮らし】
・農家さんの手伝いをしながら、貸与された田畑で自らも実践します。
・地域で活発に行われている祭りやイベント等へ参加します。
定住向けたサポート・条件真人北部地区の農業資源、自然資源を活かした暮らし・仕事づくりで定住を目指す。
【前提条件】

・2年目の延長は、㈱Mt.ファームわかとちと連携した農業や事業活動を行うことが条件です。
【農業の条件】
・同社で継続した農業アルバイトを行うことも可能です。
・田んぼや畑等を継続して借り受けることは可能です。(田んぼに関しては、広い面積の貸与は難しい)
・米の出荷は、㈱Mt.ファームわかとちへ出すことでJA出荷よりも高い金額で販売できます。
【ほか】
・同地域は、個人での直販型農業や農村観光業等を行いやすい環境です。
・若栃の米、高原野菜、漬物など加工品、じいちゃんばあちゃんの山暮らしの知恵、わら仕事、   農家民宿などの資源活用を活用した事業の可能性があります。

応募の流れ

オンライン面談随時実施しております。
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この記事を書いた人

にいがたイナカレッジ事務局

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