行動すること、新しい自分【太田典歩】

にいがたイナカレッジ一か月インターンに参加しました。太田典歩と申します。私は新潟県関川村にある鮖谷集落に滞在しました。その一か月を振り返っていこうと思います。

参加理由

私は新潟県出身です。現在は大学二年生、県外の大学に通っています。卒業後どんな仕事をするか、加えてどこで生活し、生きていこうかということを考えています。そのために色々な場所に足を運び、実際に住み、自分の目で将来の住処を決めたいと思っていました。今回参加したのは、鮖谷という今まで行ったことのない場所、山の近くに滞在してみたいと考えたからです。

滞在地域、一か月の取り組み

私は、新潟県関川村にある鮖谷という地域に滞在しました。鮖谷は25世帯69人の方が暮らしています。森林に囲まれ、集落の中心には川が流れています。盆踊りや流しそうめんなど、イベントが多くある、活気ある地域です。

一か月の取り組みとして、冊子を作成しました。「鮖谷出身であるが現在は他の地域で暮らしている人」をターゲットとし、鮖谷の良いところ、懐かしさを、離れていても思い出してもらいたいという願いからでした。三人で役割を分担し、インタビューをし、写真を撮り、イラストを描き、文章を書きました。特にイラストを描くことが楽しかったです。自分の新たな得意分野を見つけました。冊子作成という今までにない経験でしたが、臆せず、前向きに取り組むよう努めました。新しいことに抵抗感を覚えなくなったことが嬉しかったです。

一か月で考えたこと、これからの生活

一か月間、本当にたくさんのことを考え、感情を知り、行動することが出来ました。それは初対面の方と共同生活をすること、知らない方の家に突然訪問することなど、自分にとって初めての経験を積んでいったからだと思います。様々な経験の中で人と関わることによって、新たな自分の一面、人からの評価を得られました。嬉しかった半面、今後改善していきたいところも見つかりました。きっとこのインターンに参加しなければ得られなかったことだと思います。

今でも午後3時に入った川の心地よい冷たさや、夜中に見えた天の川、夕焼けで朱色に染まった部屋、色とりどりの思い出が蘇ります。昨年の夏は、エアコンの効いた部屋から青空を眺めて、何かしなければと思っていました。今年はこのインターンで、快適な部屋から出て、自分のことを誰も知らない土地で汗をかき、人と話し、生活することが出来ました。それは一か月、多くの方の支えがあったからです。一緒に暮らした二人、イナカレッジの方、役所の方、鮖谷の方全員に感謝します。ありがとうございました!

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この記事を書いた人

にいがたイナカレッジ事務局

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