参加したきっかけ
理由は単純で、田舎の限界集落と呼ばれる地域で一か月過ごす&廃校になった小学校でルームシェアなんてなかなかできないから!このプロジェクトに参加するのとしないのではしたほうが絶対に自分の人生楽しくなるとおもったからです。
迷ったときはいつもどっちが楽しいかで決めちゃいます♪
鮖谷での日々
鮖谷での毎日はのんびりしてるけどとっても刺激的!流しそうめん大会や盆踊り、カラオケ大会への出場、竹取や鮖取り、お茶やTシャツの制作や真下でみる花火、満天の青空や川の音をききながらのんびりお昼寝、水墨画のようなきれいな景色にセグウェイや使い放題の体育館。数えきれないほど人生初のことに挑戦しました。
それもこれも優しすぎる集落の人たちのおかげです。
鮖谷は総人口が70人という小規模な集落ですがイベントが盛りだくさん。集落を盛り上げるためにイベントを完璧にプロデュースしてくれるかっこいい男性陣、道端であったら積極的に招いてくれておもてなしをしてくれる女性陣。これやってみないかといつでもみんなが楽しいことを私たち3人に提案してくれたし、「行きたい、やりたい」といった希望もすべてかなえてくれました!
雄大な自然や川の音も好きですが、そこに住む人も含めて鮖谷は大好きな場所です。人のためになにかするのが当たり前で、みんなが自分の役割をもっていて、いつも笑顔で私たちを受け入れてくれて、、、みなさんに親切にされるたびに少しでも恩返ししようと、冊子づくりを頑張る元気をもらえました。
だれかに親切にされると自分もその人のために頑張りたくなる。当たり前だけどそんなしあわせのサイクルを肌で感じることができました。
初めての気づき
ルームシェア、田舎、インターンという何もかもが初めてで刺激的な毎日を送る中で自分の悪いところを2つ発見しました。
感情に鈍いということ
この感情というのが特に「疲れ」、ほかの二人と同じことをしていても、私だけはめんどくさいと感じて作業が遅れることはあっても、疲れたという理由で気が滅入るということはありませんでした。
肌が荒れて、髪の毛がパサついて、無意識に寝ていて、、、そういったからだの変化がきて初めて自分の疲れに気づきました。
意見は聞くけど取り入れようとしない
今回インターンに参加する際、なんとなく私が率先して意見をまとめたりすることが多かった気がします。
その際にほかの二人の意見を求めて、ちゃんと聞いてはいたけど本当にただ意見を「聞いた」だけで、それを踏まえて自分の考えに取り込んだり、変更しようとしませんでした。
自分の考えなんだから自分が最もおしたいのは当然ですが、まとめ役のふりをしていただけで私がしていたのは自分の意見をいかに相手に納得させるかということ、自分のリーダーとしての欠陥部分を大きく感じました。
こういったことは一緒に小学校で一か月間すごしてくれたのりちゃんやしおちゃんと正直に自分たちの意見をぶつけたり、ありのままを見せたからこそ発見できたと感じます。一か月もの間自分を取り繕うなんてそんな無茶な!(笑)
これらはルームシェアという特別な体験を通じて大切な2人の友人が教えてくれたとても大切な発見です。
もう一回インターンをするとしたらやること
みそ汁は積極的に飲む!
みそ汁の力は本当にすごい。
疲れたことやこころが荒れていてもみそ汁を飲むとほ~っと落ち着きます。気になって調べてみたらみそ汁の成分にリラックス効果や良眠効果があるみたい。毎日ではなくても定期的にみんなで飲むようにしてました。
調味料はもっていく
最初に初期投資として調味料を買うのですが、なにせ一か月で使いきれない!
そうなると帰りの荷物もかさばっちゃうし、みんなで出したお金がもったいない。
だから現地で一人暮らしをしてる子が代表して調味料をもっていけばいいのかなと思いました。そうしたら初期費用が抑えられるし、切れたとして新たな調味料を買ったとしても持ってきた子が最後に持って帰ればお金の面でも結果オーライだし。県内の子だと車で家の近くまで送って行ってもらえるので荷物の量も気にする必要ないですしね。
食材の整理は2週間前から
1週間前からでは正直遅い!
実際に私たちは1週間前から取り組んだので帰りの荷物の量がとんでもないことになってしまいました。
最後のほうの週は取材やらなんやらで個人行動が増えるし、集落の方の家にお邪魔する機会も増えるので、最後の週といえどもらいものは単純に3倍になります。買い物に行くのはラスト2週間前からやめておきましょう。
集落の人にもらったものは個人じゃなくてなるべくみんなで食べたいですしね♪
まとめ
毎日がとてもたのしくて、かけがえのない人たちがたくさんできました。
近いことを利用して絶対にたくさん遊びに行きます!
間違いなく今までの人生で一番濃い1か月をすごせました、いいことも悪いことも全部ふくめて大満足です!
なんだか第2の故郷ができた感じ。私にもう一つの居場所をつくってくださった大好きな集落のみなさん、完璧なサポートをしてくれたおもしろい役場のみなさん、そしてコーディネーターとして面倒をみてくれた金子さん、一緒にすごしてくれた大切な友達しおちゃんのりちゃん、私の1か月の夏休みを鮮やかに彩ってくれた人たちには感謝しかないです。本当にありがとうございました!
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