1993年生まれ。東京都出身。小さい頃から食べることと自然が好きで農学部に進学。途上国に興味を持ちタイに半年留学するも、大学3年で日本の地方の面白さに気づく。ゼミの調査実習の帰りにふらっと新潟市内野町にある「ツルハシブックス」に寄ったことがきっかけで、大学を休学して1年間商店街に住みながら、「米を炊く暮らし」を提案する「つながる米屋コメタク」として活動。その後大学に戻り、イナカレッジのインターンで1か月間長岡市木沢集落に滞在。だんだん卒業後も新潟にいたいと考えるようになり、2017年4月、ムラビトデザインセンターに就職(させてもらう)。現在は時折新たな地域ややりたいことに飛び込みながら、主に大学生との窓口を作っている。
コーディネーターからのメッセージ
「地図を広げるのではなく、信じられるコンパスを持とう。」
高校進学、大学進学、就職、転職。
人生にはさまざまな岐路があります。小さな岐路も、大きな岐路も。
そんなとき、選択肢がたくさんあることも大事かもしれないけれど、それ以上に自分の感覚を信じられることが大切なのだと思います。
まだ言語化できなくてもいいし、必ずしもプラスの想いじゃないくてもいいし、「わからない」ということそのものでもいい。
でも、他の誰でもない「自分」の感性を信じてやってみた行動は、必ずあなたの感性を磨き、あなたそのものになっていきます。
岐路に立った時に信じられるコンパスになっていきます。
そして、完璧なすごい人や組織のところへ行ってスキルやノウハウを得ることよりもきっと、
不完全で、不十分で、不器用だけど世間や他人の価値観ではなく自分のモノサシを信じて生きている人のそばで、まずは一緒に悩んだり考えたりしながらやってみることが、その過程が、あなたのコンパスを磨いていくと思うのです。
やってみて何が起こるかなんてわからない。自分がどうなるかなんてわからない。
でも、もはや保障のある正解はない世の中、「わからない」を楽しめたら、誰かと問いを共有できたら、自分のコンパスを信じられたなら
きっと自分の幸せはもう自分で作れるはずです。
地域には、あなたが入る余白があります。ぜひあなたのコンパスを磨き、そして新しい関係性と出会う機会にしてください。