Mt.ファームわかとち(小千谷市)

中山間地域の元気な集落、わかとち

小千谷市真人(まっと)地域。漢字で書くとなかなか読めないこの地域には、美しい山と田んぼの景色が今でもたくさん残っています。若栃(わかとち)集落もそんな真人地域にある小さな集落。2004年の中越地震以来、ボランティアなどで外から若者が出入りするムラになりました。「わかとちみらい会議」なる団体もでき、お祭りも毎年手伝いに来る人たちや地元の人によってしっかりと継続されています。

集落を守るための株式会社

そんなこの地域に2016年に設立した株式会社が「Mt.ファームわかとち」。集落で生まれ育った方言まるだしの剛社長が、集落の田んぼを守りたい、と立ち上げた会社です。

Mt.ファームわかとちの主な事業は、米の販売。若栃集落で取れた美味しいお米を、定期購入や食品セットなどで直接お客さんに販売しています。

そんなMt.ファームわかとちが感じていた、「もっとここのお米のおいしさや物語を欲しいと思う人に届けたい」という思いをインターン生と共に実現しようとしたのが、2017年のことでした。

1年間大学を休学してやってきた工藤くんとわかとちのプロジェクト

イナカレッジがここのお米をもっと届けるプロジェクトのインターン生を募集したところ、東京の大学を休学した工藤君という大学生が来てくれたのです。

工藤君は、お米づくりやMt.ファームのしごと全般を学びながら、訪問客リストに丁寧な手紙やアンケートを送り、わかとちのお米のことが分かる冊子も作りました。(冊子は1冊目だけでは納得いかず、2冊目に。笑)

その結果、アンケートは見事160以上も返ってきて、お米の定期購入額も2倍以上に。

「わかとちのお米はなぜ美味しいのか?」ということを様々な角度から追及した工藤君の「お米研究」も大切なものをたくさん残しました。

また、「おっこの木」という立派な農家民宿のそばにある、使われていなかった蔵の改装プロジェクトにも中心メンバーとして参加し、1年間かけて蔵でお酒が飲めるような空間まで完成させました。(現在は集落出身の若手元バーテンダーがお店を開店準備にとりかかっています)

なにより、工藤君という存在が会社にいることで、社長をはじめとしたMt.ファームに関わる人たちみんなが、それまでとはまた違った関係性を築いたり気持ちに変化があったりしていて、工藤君が来て本当によかったなと思える景色がありました。

社長や地域の方、社員の方ともお酒を飲んだりごはんに呼ばれたりと、地域ならではの暮らしもたくさんあるインターン生活だったように思います。

Mt.ファームわかとちはまだまだこれからも集落に続いて来た時間を次世代につないでいくような試みを行っていきます。お米だけでなく漬物や味噌、お餅も販売していますので、ぜひ一度ご賞味ください^^

Mt.ファームわかとちのネットショップ↓↓
https://wakatochi.thebase.in/