通ってつながる!新潟市の地域×学生のプロジェクト。3年目も始まります!
大学の外で、新しい日常が開く。地域のたからを、次世代へ開く。
2019年度から毎年、約20名の大学生が参加し、新潟市内の様々な魅力的な人と交流しながら、5チームがそれぞれプロジェクトを行っている「トビラ」。
「帰りたくなる場所」が大学時代に新潟にできるきっかけ、地域と学生が学びあいながら共になにかをつくれる場として、新潟市とイナカレッジで実践しているものです。
去年は新型コロナウイルスの感染拡大が社会の雰囲気をがらりと変えた中、感染対策を行いながらも模索しながら実施したところ「貴重なつながりになった」と満足の声をいただきました。
この先どうなるかわからない中で、少しでも肌感覚で現場を知ること・支え合える多世代の仲間をもつことは、それぞれの未来を考える上でとても重要になってくるのではないでしょうか。
今、お互いが新潟に暮らしているということを、大切な未来につなげましょう。
勇気をもって踏み出す一歩が、すべての始まりになるかもしれません。
プロジェクトの概要
【実施時期】2021年9月後半~12月中旬頃
【活動日数・頻度】1~2週間に1回程度の約3か月間(合わせて7日~10日程度)
【対象】新潟県内の大学生・専門学生・短大生
【参加費】無料 ※食費・交通費は自己負担(駅から遠い地域の場合、最寄り駅から送迎します!)
【定員】各プロジェクト3~4名(全15名~21名程度)
【プロジェクト数】5つ(いずれも新潟市内の地域で活動している人たち)
【プロジェクト内容】それぞれのプロジェクトのテーマや目的に合わせて、ミーティング・まちあるきや地域のお手伝い・アウトプット作成・報告や発信などをチームで行う。
前半⇒ 地域での体験・交流 後半⇒ 学生主体で成果物づくり
※新型コロナウイルス対策について
地域に行く前2週間以内に県外に移動しない・活動期間中は消毒液やマスクの持参・手洗いうがいの徹底 などのルールを決め、最大限感染対策をいたします。できるところはweb会議などもさせてもらいます。
昨年度の様子はこちら
今年度のプロジェクト
今年度も、5つの地域がトビラの受け入れ地域となってくれました。同じ「新潟市」といっても本当に風景も文化も地域によって違います。あなたのご応募をお待ちしています。
① 【北区松浜地域】140年つづく、”松浜市場”の魅力発掘・発信プロジェクト ※募集終了しました
◇◇プロジェクト内容◇◇
毎月2と7のつく日に開催されている、松浜地域の市場。地場の野菜、鮮魚・海産物、日用品など、40~50軒近いお店がずらりと並ぶ歴史ある市です。平日に開催される際は主に地元の皆さまが、休日開催の日には小さな子連れファミリー層なども多く松浜市場を訪れます。この市場のことを若い人たちにもっと知ってもらって、お客さんとして、出店者としても松浜市場を愛着をもって利用してもらいたい。そんな想いで、一緒に発信ツールを考え、つくっていくプロジェクトです。
② 【西区内野地域】おばあちゃんのちくちく作品をプロデュース!地域の茶の間で企画発信プロジェクト ※募集終了しました
◇◇プロジェクト内容◇◇
内野・赤塚包括支援センターでは、内野の集会所にて、地域のおばあちゃんたちが集まる場を定期的に開催しています。その中で「裁縫」「手芸」の活動があり、見事な作品をつくるおばあちゃんもいます。そんなおばあちゃんたちと学生が一緒に手芸作品の作品展示や販売の企画をすることで仲良くなったり、新しい喜びが生まれたり、可能性が広がったりすることを目指すのが、今回のプロジェクト。最終的に、内野の市への出店や展示会ができたらいいなあ、なんて考えています。 ※地域の茶の間は平日に開催されることが多いです
③ 【西蒲区岩室温泉地域】温泉の町で、暮らしの魅力と課題を感じる・考える・伝える!プロジェクト ※募集終了しました
◇◇プロジェクト内容◇◇
新潟市西蒲区にある「岩室温泉」がある自治会でのプロジェクトです。温泉旅館やお菓子屋さんなど様々な事業者、暮らす住民、かつて芸子としてここに住み始めた住民という、普通の住宅街とは違う町です。最近ではシェアハウスで暮らす東京の大学生もいたりします。そんな町で、自治会や町の団体の活動(稲刈りイベント、公園管理活動、のろし上げ)への参加や、地域の人たちへのヒアリングから町の魅力や課題を学びます。
参加学生には、それらの学びから自分たちでより深めていきたいポイントをまとめて、深める活動をしていただきます(追加のヒアリングなど)。最終的にはなんらかのアウトプットの形を作ってもらいたいと思います。昨年度の参加学生との交流の場などもあります。
④ 【西蒲区上堰潟・松野尾地域】上堰潟のある地域のヒト・コト・歴史の記録発信プロジェクト ※募集終了しました
◇◇プロジェクト内容◇◇
新潟市はその漢字を見ても分かるように、大きな池のような「潟」がいくつもあります。その中でも2番目に大きく、公園としてもたくさんのお客さんが訪れるのがこの「上堰潟(うわぜきがた)」。実は、この周辺の地域の方々が、草取りをしたり昔使っていた舟に乗る体験会を行ったり、活発に活動しています!新潟市役所でも潟のことは発信しているものの、なかなか若い人には伝わっていない部分も…上堰潟を支えるヒト、それまでに積み重なってきた歴史を、若い人にも届くような形で発信できるものをつくるのがこちらのプロジェクトです。
⑤ 【西区赤塚地域】町と農村が共存する地域「赤塚」の農産物と農家の魅力発信プロジェクト ※募集終了しました
◇◇プロジェクト内容◇◇
住宅街や大学がありながら、広い砂地の畑も広がる赤塚(あかつか)地域。ここでは、「いもジェンヌ」という名前で発信されているサツマイモや大根・ネギなどの生産が盛んです。新潟というとどうしても「お米」に注目されがちですが、実はこういう作物もたくさん作られているんです!そんな、実はあまり知られていない赤塚の農産物を、農家さんへのインタビューや赤塚の歴史を知ることなどを通して、今後発信していけるような成果物をつくるプロジェクトです。今年作成が予定されているいもジェンヌのサイトに掲載することもできます。
募集説明会を実施します!
トビラプロジェクトの参加者向けに、募集説明会を実施いたします!
参加を考えている方はぜひ奮ってご参加ください^^ ※説明会に参加しなくてもプログラムには参加できます。ご都合がつかない方は申込を直接してもかまいません。
募集説明会(マッチングフェア)日時:7月11日(日)13:30~15:30 (ZOOM)
申し込み:説明会のページから⇒ https://inacollege.jp/blog/2021/06/22/setdumei2021/
学生の受け入れ先を募集しています
※受け入れ先の募集は終了いたしました
学生の受け入れに興味がある地域・事業者の方は以下のURLよりお問い合わせください!スタッフから受入に必要な項目や打ち合わせ日程などをお送りいたします。
受入先希望の受付は6月30日頃までといたします。どうぞよろしくお願いします!
https://inacollege.jp/contact/
<受入先条件>
・新潟市内の地域に拠点・活動があること
・地域の人の顔が分かり、地元の情報に詳しい人(地元コーディネート役と呼ぶ)がこのプロジェクトに関わること
・地元コーディネート役がプロジェクト内容の決定・イナカレッジスタッフとのやりとり・学生が来た時の対応などに時間がとれること
・学生が2名以上の地域の人(その地域でしか出会えないような人)と関わりを持てること(なるべく多様な世代・立場の人)
・期間内に達成できるゴール設定であること
・特殊・高度な技術、専門性を必要としないプロジェクトであること
・危険な作業が伴わないこと
詳しい募集条件や趣旨などはこちら→ 受入団体募集要綱2021
★昨年のプロジェクトの様子はこちら⇒ https://iju.niigata.jp/news/8512_r2_tobira_mainpage
募集要項
活動内容 | ・地域の人との関係づくり ・地域の魅力ハックツ・発信 |
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期間 | 9月下旬~12月中旬 ※地域によって多少差があります |
募集人数 | 15~20人(各プロジェクト3,4人) |
応募締切 | 2021年7月31日 |