週末などの休日に、新潟市内で果樹農家さんのおてつだい!お返しは美味しいくだものなど◎
「農作業の繁忙期にもう少し人手がほしい・若い手伝い手がほしい」そんな地域のおてつだい需要と、
「農業を実際に体験してみたい・農家さんと関わってみたい」という若者をつなげるプログラム『おてつだいPlus』が去年の実験期間を経て正式にスタートします!
『おてつだいPlus』が目指すものは、農家や農村地域に暮らす人たちと、県内に住む若者(学生や若手社会人等)の「また行きたくなる・会いたくなる」関係づくり。
今年度は、新潟市内の地域と学生をつなげる「トビラプロジェクト」の一環としてスタートすることになりました。
『おてつだい』を通して、地域とのつながりを作ってみませんか?
新潟市南区の果樹農家さんたちのおてつだい
「おてつだいPLUS」は、農家さんへの「おてつだい」を通して、なかなか普段出会うことができない農家さんに出会える通い型のプログラム。申込みをして連絡グループに入り、定期的に日帰りでいける「農家さんのおてつだい」情報が共有されたら、その中で自分が行ける日におてつだいに行くというものです。
今回の主な受け入れ先である新潟市南区には、桃や梨、ブドウやル・レクチェ(洋梨)などを育てる農家さんがたくさんいますが、実は多くの作業が機械ではなく手作業。
家族で経営している農家さんも多い中、天気や木の具合を見ながら作業をしていかなければならないので、忙しい時期は手伝い手を探すのに一苦労しています。
そんな農家さんたちのうち、若い人の受け入れや地域のPRなどに前向きな8軒ほどの農家さんのところで、袋がけや収穫などの作業を行いながら農家さんのことを知ってもらうのがこのプログラム。「時給いくら」というアルバイト代ではなく、「ハネもの」と呼ばれる少し見た目が悪いだけで商品にならなかった果物などを「お駄賃」としていただきます。
昨年度の様子
「おてつだいplus」は、昨年度、試験的に実施し、8軒の農家さんに計20回ほどのお手伝いに行きました。
若くして農家になった方や長く農業を続けている方などさまざまな農家さんが優しく接してくださり、まだ食べられるのに捨ててしまっていた「ハネもの」をたくさんいただいて、参加者たちはその美味しさに感動。
その中で、参加者が個人的につながり、農家さんと直接連絡を取り合ってお手伝いに行く例もありました。農家さんからは、「若者と交流できてよかった」、「熱心な若者にきてもらえてよかった」などの言葉もいただいています。
9月~12月には、トビラプロジェクトとして農家さんの良さを若い人に伝える冊子「人を知ってもっと美味しく」を学生5人が作成しました。今年度の「おてつだいPLUS」参加者には1人1冊お渡しする予定です^^
トビラプロジェクトについてはこちら→ https://iju.niigata.jp/news/8512_r2_tobira_mainpage
参加方法・スケジュール
「おてつだいPLUS」に申込みをすると、連絡グループ(Slack)の招待が届き、そこに参加をして正式に参加者メンバーとなります。
「おてつだい」は忙しい時期(6月、10月)には週2,3回、そうではない時期には2週間に1回程度の頻度で連絡グループ内での募集がかかります。なるべく忙しい時期にたくさん行ってもらえると農家さんが喜びますが、授業やサークル、お仕事などの予定との兼ね合いを見て参加してください。
夏まではまだ収穫物が少なく、おみやげがその日にもらえないこともあります。おてつだいの記録をつけて、必ず秋にはもらえるようにしますのでご安心ください。
また、南区には電車の駅がなく、車がない方は西蒲区の駅まで電車で行ってもらい、そこからこちらで手配する車で農家さんのところまで送迎する形になります。少し電車賃がかかりますので、ご了承ください。
詳しくは下にある募集要項を読み、参加したい方は「申し込む」ボタンより申込フォームを送信してください。
最後に…
「おてつだいPLUS」は、アルバイト代というお金ではなく、地域や農家さんとのつながりが得られ、毎日の生活がちょっと豊かになるようなプログラムだと思っています。このプログラムをきっかけに、南区に会いに行きたい人が増える、新潟に愛着をもってくれる人が増えたら嬉しいです。また、スーパーに並ぶ果物が以前と違って見えてくるような体験ができるかもしれません。
地域の人と関わってみたい!色んな人と触れ合ってコミュニティを広げたい!自ら体験して新潟について知りたい!という方はぜひ、ご応募をお待ちしています!!
※新型コロナウイルスの感染対策について※
現在、新潟市内でも新型コロナウイルス感染者が連日出ている状況です。地域に行く際には、マスク着用(例外もあり)・消毒・検温などの感染対策を行い、体調がすぐれない方は参加をご遠慮いただくなどの対策をとっていきます。
また、感染拡大地域への往来があった場合は、2週間は参加をご遠慮ください。各受け入れ農家さんにもこの旨を説明し、気をつけてもらうように呼びかけています。何か気になることがあればいつでもご連絡ください。
募集要項
活動内容 | 果樹農家さんのおてつだい ★6月(繁忙期!) 桃、梨、ブドウの摘果(ハサミで良い果実を残す)、袋がけ(病気がつかないように袋をかける) ★7月 残っている袋がけなど ★9月、10月 収穫、出荷作業(袋をはずすなど) ★11月~2月(少なめ) 畑の片付け、枝拾い、ルレクチェの出荷作業 |
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時期 | 2021年6月~2月 ※登録期間 |
募集人数 | 20人 ※各農家へのおてつだいは2~3人で行くことが多いです |
就業時間 | 9:00~15:00(作業がある日)※午前中のみという場合もありますが、基本この時間です |
求める人材像 | 対象は、新潟市内に在住・在学・通勤の学生または20・30代社会人です。 農家さんとつながりたい、地域と関わりたい、特産品や農作業に興味があるという方を歓迎します。 |
応募締切 | 2021年6月1日 |
備考 | ・怪我をしたときのための保険に入っています。 ・初めての作業が多いと思いますので、分からないことは積極的に農家さんに聞いてみましょう! ・新型コロナウイルス対策をしながらの実施となります。感染拡大地域への往来があった際は2週間程度参加をご遠慮ください。また、新潟市内での感染拡大状況によっては、おてつだいを中止する場合もあります。 |
応募方法
参加までの流れ | 下の「応募はこちら」をクリック ↓ フォームに記入して送信(「お問い合わせ内容」のところに、学生の方は大学と学部名・学年・出身地・車があるかないか、社会人の方は車の有無をお書きください) ↓ Slackに登録(緊急連絡先などもお聞きし、保険に入ります) ↓ 実際におてつだいに参加 |
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企業担当者名 | 井上有紀(にいがたイナカレッジ)・小林愛実(新潟市南区産業振興課) |