~地域暮らしインターンから考える、
働くと暮らすの関係性~
サークル、研究、バイト、就活…目の前の考えなくてはならないものに
なんとなくの違和感やもやもや、ありませんか。
自分が何をやりたいのか、どうやってやればいいのかを1人で考えるループから
ちょっとだけ抜けだして、少し離れた人たちと一緒に「はたらく」「くらす」って何なのか?から考えてみませんか。
地域・田舎の暮らしを体験するにいがたイナカレッジのインターンには、実はそこにつながるヒントがたくさん隠れています。
経験のある人も、まだない人も、さまざまな進路をゆく元インターン生たちの話を聞きながら
一緒に頭の中のキーワードを共有していく、全5回のオンライントーク。
答えのないこの時代、支えになるような仲間や言葉に、ここで出会えると嬉しいです。
はたらくくらすラボとは…
イナカレッジのインターンに関わる学生たちと定期的に考えていることを交換できるような場がほしいな、という思いをきっかけに、2018年12月から、都内でイナカレッジのプログラム紹介とキーワードトークを行う「イナカレッジラボ」を1~2カ月に1回ほど行ってきました。そんなイナカレッジラボが今年度、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、オンライン開催に。
どこからでも参加が可能となり新しい面白さを感じたことや、今年度はなかなか県外から学生を地域へ呼べないがつながりは持ちたいといったことから、「はたらくくらすラボ」として全5回の特別開催をすることにしました。
内容について、信頼する元インターン生たちに相談したところ、「今もやもやを抱えている大学生に気軽に来てもらいたい」「気になるテーマはやはりこれからの仕事のことだと思う」などの意見をもらい、改めて田舎に行って地域の人と関わる中で考える共通のテーマは「はたらくこととくらすこと(つまり生きていくこと)」のバランスや在り方だなあと思ってこのようなタイトルになりました。
具体的にどんな話が出るかは、これまでのラボと同じく、ゲストや参加者次第です。結論が出ていないことでも、ネガティブな感情のことでも、自由に話してお互いの反応や自分自身の感覚の変化を楽しむのがラボの醍醐味。ぜひためらわずに参加してもらえたら嬉しいです。
ラボは各回のみの参加でも良いですが、できれば数回参加してもらい、スタッフやインターン生と顔見知りになって、来年度以降ぜひ新潟に来てもらえるような流れになるといいな、という未来も目論み中。楽しんでたくさん参加してもらえるように頑張って企画していきたいと思います。
内容(全5回)
はたらくくらすラボは、約2時間のオンラインイベント。各回のみ来ても構いませんが、さまざまなタイプの暮らしや仕事をしている方を呼んだので、何回か来てみるのをおすすめします!前半はゲストのこれまでや最近を聞くようなトーク、後半はグループに分かれて「キーワードトーク」(頭の中に浮かんでいるキーワードをそれぞれが書き、共有して聞きたいキーワードを選んでいくワークショップ)を行います。誰かの考えを聞く場でもあり、自分の中でぼんやりと気になっていること・感じていることを言葉にする場でもあります。グループタイムではぜひビデオをオンにして参加をお願いします^^
第一回 8月25日(火)19:00-21:00
ゲスト:橋本和明(2016,17年度インターン生 新潟県柏崎市在住)
「現代の百姓になる」
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第二回 9月24日(木) 19:00-21:00
ゲスト:梶谷麻貴(2018年度インターン生 会社員1年目)
「やりたいことはひそかにさがす」
申し込みはこちら
第三回 10月25日(日) 19:00-21:00
ゲスト:亀山咲(2016、18年度インターン生)
「退学したかった私が、夏の農村で気づいたこと」
申し込みはこちら
イベントレポートはこちら
第四回 11月24日(火)
ゲスト:工藤京平(2017年度1年インターン生)
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第五回 1月
ふりかえり・まとめ 解説:西田卓司(ツルハシブックス)
ゲストの詳しい紹介・各回の参加お申込みはクリックした先の応募フォームから!

キーワードトークのイメージ画像
参加方法
各回の応募フォームに記入して送信した方に、ZOOMのURLを送ります!時間になったらそのURLからお入りください。参加費は無料です。
※参加する方は、白い紙と太めのペンをご用意ください
参加対象・定員
対象は、県内・県外問わず大学生の方。20代社会人や大学院生もOKです。定員はありませんが、15名程度を予定しています。インターンに参加したことのある方でも、ない方でも、どちらも大歓迎です。
モデレーター紹介
■井上有紀(いのうえゆき)/にいがたイナカレッジコーディネーター
1993年生まれ。東京都出身。明治大学農学部卒。2015年4月に大学を休学し新潟市内野町の老舗のお米屋さん「飯塚商店」に魅せられ「つながる米屋コメタク」を同じように移住した2人と始める。卒業後長岡にあるにいがたイナカレッジに就職し、地域インターンのコーディネーターとして働いて4年目。新潟での仕事は、季節ごとに変わる山の色や旬の食べ物を堪能しつつ、シェアハウスを友達と作ったり本のイベントに関わったりして楽しんでいる。コーディネーターとして未開拓地域に飛び込みつつ、さまざまな企画をつくったり学生の相談にのったりといった日々。
■ニシダタクジ:現代美術家/余白デザイナー NPO法人ツルハシブックス代表理事
千葉県出身。新潟大学農学部在学中に「畑はコミュニティの拠点になる」と直感し、「まきどき村」を設立。毎週日曜朝、畑作業後に「人生最高の朝ごはん」を開催。20代は「畑のある暮らし」をベースに出版社営業などを週3日程度しながら暮らす。2011年に新潟市西区内野に「ジブン発掘本屋 ツルハシブックス」を開店、「地下古本コーナー HAKKUTSU」等を展開し、本・本屋を通じて人と人のつながりをつくる。2015年からは茨城大学COC事業に参画しつつ、「暗やみ本屋ハックツ」「かえるライブラリー」など本のある空間づくりに関わる。2020年現在、新潟・阿賀黎明高校魅力化プロジェクトに参画しながら、取材型インターン「ひきだし」やにいがたイナカレッジなど主に大学生向けに、伴奏型で発見を促す場づくりをテーマに「チューニング・ファシリテーター」として活動している。
*SPECIAL THANKS*
企画づくり協力者:元インターン生の、K君、Y君、Kちゃん、Sちゃん、Sちゃん
コラム
にいがたイナカレッジは2012年ごろからさまざまな期間のプログラムを実施し、「地域の人と関わりながら自分らしい暮らしや仕事を見つけたい」という若い人と地域とつなげてきました。2018年12月にイナカレッジラボを始めた際、より大学生にとってのイナカレッジの価値を言語化しようと、連載のコラムも書いていました!今回のイベントにつながる話も出て来ると思いますので、興味のある方はぜひ読んでみてください◎