半年インターン生の報告会を行いました
ご報告が遅くなってしまいましたが、2019年度4月から半年間のインターン生たちの報告会を10月16日に実施いたしました。
発表したのは、川口のスーパー安田屋のインターン生仲島光希君と、長岡の印刷会社「大林印刷」のインターン生清水美波ちゃんの2人です。
仲島君は、スーパーのさまざまな部門を手伝いながらの、店内外の発信ツールについてや、その土台となる従業員同士のコミュニケーション手段についても、感じたこと考えたことを元にプロジェクトとして新たな試みを実施。
「いつでも帰って来られる場所が増えた」「スーパーの実状・地域の実状が実感をもってイメージできるようになった」などの大きな変化・気づきもあったようです。
美波ちゃんは、大林印刷がこれから進めていきたい紙雑貨部門について、若い人へ向けたノートづくりワークショップや商品づくり、インスタなどでの発信を実施。
お互いに悩みや葛藤も多く、修正したりやり方を変えたりを繰り返してここまで頑張ってくれました。最後の最後に大きな気づきがあった様で、小さな企業がさまざまな課題を前に奮闘していく厳しさも、自分の行動のふりかえりも語ってくれました。
2人の発表の後は、受け入れ担当者だった、安田屋の山森瑞江さん、大林印刷の山田進市社長、奥様の入江さんにも言葉をいただきました。
今年初めての試みだった、地域の中小企業さんと、イナカレッジと、インターン生の半年プロジェクト。試行錯誤した中で気づいたこと・学んだことが本当にたくさんありました。
そうした気付きを、今までプロジェクト間で共有する場がなく、今回はそれができたことが大きかったように思います。さらに言えば、もっと早くこういう場が必要だったね、という話になりました。
今年度は、2人の他に川口のやな場、小千谷の魚こうさんでもインターン生を受け入れましたが、その子たちとは意見交換・感じたことの交換をすることは叶いませんでした。また、課題もたくさん生じていました。
これから、今年の学びをふまえて、にいがたイナカレッジがどんな方向へどんな動きをしていくのかのための鍵がこの日に詰まっていたと思います。
協力いただいた、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。また、SNSやプロジェクト内で各インターン生・企業を応援いただいた皆さんをお呼びして報告することができず、申し訳ありませんでした。
終了レポートはそれぞれから提出してもらい、公開していますので、ぜひ読んでみてください。
清水美波ちゃんのレポートはこちら↓↓
仲島くんのレポート
※今後公開予定
2人はまだ休学期間が終わっていませんので、走り抜けた前半を終え、まだ新潟にいたりいなかったりしながら、新たな出会いやチャレンジをしています。
今回できたつながりはきっと全関係者にとって良いものになるはずです。これからも関わり続けていきたいと思います。
(井上)