職人が本物の味を追求した「魚沼地域の食文化」を次世代に届けるプロジェクト

これからの時代の「食」「地域」に求められる価値を見つける

手づくりにこだわった郷土料理を製造販売するお店の「食文化を伝えるコンテンツづくり」「お客さんとのコミュニケーション・販売戦略をつくりと実践」「新商品・食堂のメニュー開発」を行います。「魚こう蔵」が新潟の食文化を伝える代表的な店へとステップアップする第1歩。

職人が手づくりで本物の味を追求しています

株式会社魚こうは、新潟県小千谷市にある、水産品を扱う「魚沼水産グループ」の中の加工食品部門を担っている会社です。新潟から東京へ続く国道17号沿いにある「魚こう蔵」というレストラン・直売の店舗、加工工場で事業をしています。

小千谷市は、北魚沼に位置する、人口約3万5千人の農業、錦鯉の生産が盛んな地域です。

魚沼水産グループでは、世界中から調達された魚の卸売をする卸売市場があります。魚こうは、その鮮魚等を職人の手で加工し、切り身、味噌・粕漬け、様々なお惣菜を製造します。新潟の代表的な郷土料理である「棒鱈煮」「車麩煮」や、独自ブランドで展開する「蔵人漬」という酒粕と越後味噌を調合した漬け魚が人気の商品です。

魚こうの商品の特徴は、「ひとつひとつ手づくり」「保存料は使わない」「しっかりと時間をかけた漬け込み」等があげられます。つまり、大量生産できないことや、賞味期限が短いことなどの弱点はありますが、生産効率だけを考えた偽物ではなく本物の味を作っている自負があります。これには、社員みんなが自信を持っています。レストランでは、店員さんが「今はこのお魚がおいしいですよ、これにはこんなこだわりがありますよ」と説明してくれることが印象的です。

昭和60年に創業された同社ですが、時代の変化と共に、事業の新たな展開が求められています。根強いリピーターのお客さんが多くいることもあり、なかなか新たな顧客への働きかけができていない状況にあります。また、販売方法もより丁寧に、商品の良さを伝えるために、同社からの直接販売の割合を増やしたいと考えています。

新しいお客さんに、こだわりの郷土料理を、丁寧にお届けする。これは、「郷土の食」の価値に今一度光を当て、伝えていくことに他なりません。

魚こうから発信できる食文化をコンテンツとしてまとめ、それを届けるためのコミュニケーション戦略を作り、期間限定でキャンペーンプロジェクトを実施します

長期的には、新潟・魚沼の郷土料理と言えば「魚こう」と言われる姿を目指します。今回のプロジェクトで目指す姿は、以下の4点です。

○「新潟・魚沼の食」や「食文化」を調べると「魚こう」発のコンテンツに容易にたどり着く状況。
○情報発信・コミュニケーション戦略(ネット・店)ができ、社内で運用できる状況。
○新規の顧客、特に今までにない若い層が店舗やネットショップに訪れている状況。
○社内に色んなことやってみようという雰囲気ができている状況。

そのための手段として、魚こうから発信できる食文化をコンテンツとしてまとめ、それを届けるためのコミュニケーション戦略を作り、期間限定でキャンペーンプロジェクトを実施します。

①「新潟・魚沼の食文化」を発信するためのコンテンツを作ります。
職人さん、社員さんと一緒に働き、魚こうのこだわりを学びます。職人さんや、社外の小千谷や周辺地域にいる食・農のキーパーソン等へのインタビューを通して「これからの社会に伝えたい食」についての知見をまとめます。それらを、テキストや動画のコンテンツへと編集します。

②ウェブと店舗等での発信とお客さんとのコミュニケーションツールの整備・運用
①で制作したコンテンツを活用し、ウェブサイトと店舗で「どのように伝えることができるのか」様々なツールの試行やイベント等の企画を実施します。例えば、SNSの運用、ECサイトのメディア化、紙媒体のお便りの作成、1日・2日での店舗イベントを実施しての試行実験、イベント出店などが考えられます。そしてこの試行実験を社内でのノウハウ蓄積とし、運用マニュアルの作成等を行います。

③新商品・食堂のメニュー企画
①、②等で学んだ「魚こう」の強み、お客様のニーズから、新商品及び食堂のメニュー開発を行います。直営の食堂なので、お客さんの反応を見ながら、試行錯誤することができます。

④新規顧客獲得のためのキャンペーンプロジェクトの企画・実施
インターンの終盤は、②での試行実験を活かした集大成のキャンペーンを企画・実施します。
今後の「魚こう」のコミュニケーション・販売戦略の柱となるような企画を目指します。

食の価値、新潟という地域の価値を高めたい

これらの仕事は、ただの商品の販売・発信試行実験ではありません。伝えたいのは、魚こうが作る新潟の郷土料理の価値です。

新潟の気候・風土だから生まれた食文化は、グローバルな社会において、この土地の価値を表現するものです。

また、工業化された食品業界の中で、あえて手づくりで保存料等余計なものはいれない、上辺だけではないじっくり時間をかけた味付けにこだわる、それは食そのものの価値を貶めないことであり、食べ物を作るという過程の価値を高めることであると思います。

魚こうは、そんな価値を発信し続ける存在でありたいと思います。

私たちはこんなチームです

従業員は現在18名。最も若い社員で30歳とちょっと年齢が上がってきています。多くは製造部門を担当しているので、営業やネットショップなど販売や広報の方へこのインターンシップでは注力したいと考えています。

小千谷商工会議所の「食おこし隊」にも参加しており、市内の多くの食品関係、農業関係の事業者の皆さんと一緒に活動を行うことも多くあります。食おこし隊の中で、魚こうでは「雪の恵みスープ」という雪下ニンジンを使ったスープの開発も担当しています。

インターンシップへ参加するあなたには、プロジェクトを通して、自分が大事したい価値を考える機会に、またそれを社会にどう伝えていくか試行する機会にしてほしいと思います。食の価値を考えることは、地域の価値を見つめ直すことや、自分の生き方を考えることにきっとつながります。

食で幸福を感じれる人、幸福を届けたい方、ぜひ一緒にプロジェクトに取り組みましょう!お待ちしています。

募集要項

研修・活動内容 【1ヶ月目】
社員さんや関係者のみなさんと色々なお話を聞ける人間関係という活動の土台づくりや、プロジェクトの目的を真に自分の中に落とし込む。
○製造部門、レストランの一通りの仕事を社員さんについて覚え、アルバイト程度には仕事ができるようになる。(6ヶ月の期間中通して行う)
○商工会議所や他事業者との会合、地域のイベント、まちづくりの活動等に参加する。(6ヶ月の期間中通して行う)
○「新潟・魚沼の食文化」を発信するためのコンテンツづくりの企画(どのような媒体にどのような情報を掲載するのか)をつくる。

【2~4ヶ月目】
自分がやりたいこと、求められていることを理解し、発信コンテンツづくりと、発信・コミュニケーションツールの企画提案・実施します。また発信とそのフィードバックを元に、新商品・食堂の新メニュー開発を行います。
○1ヶ月目に作成した企画を元に、「新潟・魚沼の食文化」を発信するためのコンテンツづくりに実際に取り掛かる。
○ECサイト、SNSなどウェブでの情報発信・集客の企画と試行運用
○店舗「魚こう蔵」での情報発信・集客の企画と試行実施(1日イベントの実施や売り場改革等)ほか、イベント出店など。
○新商品・新メニューの企画開発

【5~6ヶ月目】
上記の活動継続しながら、その試行実験を検証し、新規顧客獲得のためのキャンペーンプロジェクトの企画・実施をする。
○試行実験の検証と必要な調査活動など
○新規顧客獲得のためのキャンペーンプロジェクトの企画提案と実施。
研修期間 6ヶ月(3ヶ月以上~)
研修時期 2019年4月~10月
募集人数 1人
生活費補助 あり
就業時間 8:00~17:00
休日 週2日程度 
必要な資格 特になし
求める人材像 ①おいしいものを食べて幸福を感じられる人
②お客様の「おいしかった」「ありがとう」というお気持ちに幸福を感じられる人
滞在場所 近隣の1軒家またはアパート
滞在費 生活費補助と合わせて支給
応募締切 2019年3月初旬までをめどに、随時応募→面談を行います

応募方法

応募方法 画面下の「応募はこちら」からお申し込みください。
インターン開始までの流れ ①イナカレッジ事務局面談(対面、skype等)
②受け入れ先面談(対面)
③参加決定
企業担当者名 田村敦之 (株)魚晃 代表取締役