全力で向き合う、まちと人と自分と。

はじめに:感情はナマモノ

出雲崎に行って2カ月経って、本当はすぐに書きたかった。
レポートだけど書き方がわからなくて2週間あいたら一気に書けなくなった…。

あの時感じていた新鮮な気持ち。出雲崎で1か月、地味に長い日々を過ごしていたはずなのに今はそのことが信じられない。
やっと担当コーディネーターの方にお尻を叩かれて書かなきゃって笑
でもそれだけじゃない。
帰ってすぐ私が勝手にやった報告会に来てくれた人たちが先日「発表すごく良かった!」って言ってくれて。またあの時感じた感情を思い出したくなった…。
だから今、当時残した29個のブログとたくさんの写真を見ながら書いていきたいなと思う。

なんで行こうと思ったの?

きっかけはゼミ。教授から「夏は地域にインターンにいくことが必須。」と言われており地域インターンを探していたところにゼミの先輩が関わっていらっしゃったイナカレッジと出会い参加を決意。これが表向きの理由で言い訳。

本音の部分は大学1,2年で地元である横須賀を舞台に高校生など若者向けのイベントを10回以上開催してくるなど活発的に地域に関わる活動をしていた。2年の冬には自分の趣味であるコスプレを使って地元の高校生と役場、商店街と協力してヤフーニュースにも取り上げてもらえるようなプロジェクトを行った。しかし3年に入ってから気持ちがプツンと切れてしまった…。自分のやってみたかったコスプレのプロジェクトができたことへの燃え尽きてしまったこと、ゼミに入って学問的に地域創生を学んでいままでやってきたことが価値があったのか不安になってしまったことが主な理由。

大学3年前半はいわゆる“大学生”の生活を送っていた…。バイトいって授業受けて遊んで…でも本当にこの生活続けていいのかって…。

そんなときに夏の地域インターンの話。だったら自分のことまったく知らない地域に入って自分のこと見つめなおす時間にしよう。そう思ってイナカレッジに飛び込んだ。

力になりたいんです…でもどうしたらいいの…?

出雲崎に来て、先に早く健吾さんが現地入りしてくださったおかげですぐいろんな方と仲良くなれた。毎朝小学生のスクールバスの見送りをして、近所の方の家でお茶して家見て、午後はセリ見て夕日見て。何気ない日々がとても楽しかった。

人が良い!それをとても強く感じた。

この人たちのために私もなにかしたい!でも何ができるのかわからない…何が求めていること等に対してベストなのかわからない…。自分の中でやったらいいこと思い描くイメージがぐちゃぐちゃと渦を巻いて何が言いたいのかわからず、吐きたいのにはけないような感じで言葉にし続けていた。一緒にインターンしていた2人やコーディネーターの方には大変迷惑をかけたんじゃないかって思う…。

そんなとき2人の想いあるママさんに出会った。

それは自主的に私たちのお家でお茶会をしたときのこと。
私たちの対象としていた地域から地元が出雲崎で帰ってきたママさんとちょっと離れた町からわざわざ私たちに会いに来てくれた出雲崎に移住してきたママさんと出会った。

お茶会も終盤、お酒もそこそこなとき、「私やりたいことがあるの!」「ママでもなにかやりたい!」そう私に話してくれた。私も力になりたい、やりたいことがある人をサポートしたい、でも私にできるんだろうか…。私の中にあるモヤモヤをママさんに。

そうすると、「あなたがまずここに来てくれたことが価値だ。」と伝えてくれた。
でもそのママさんにも活動を起こす元気が失われつつありモヤモヤも…。

まずはママさんたちの想いをしっかり聞ける場が欲しい。元気になってほしい!

そんな気持ちから私は2つのことを行動に移した。
出雲崎の海岸地域にいる親子さん連れで参加できるカレーパーティーと2人のママさんたちの想いをがっつり聞かせてもらうママさんミーティングの開催。

思い出深いのはカレーパーティー。

ママさん2人とインターンのLINEグループでいきなり私が「カレーパーティーしたいんです。1週間後に。」と話すとママさんたちからポスターを書いてくれ、それを保育園に持っていくなど広報面でガンガン協力してくれた。

短い準備期間にも関わらず当日集まった人数は…57人!!!

私自身今まで何度か自分でイベント開いたことがあるが、こんなに集まるのは初めてで。正直ゾクッとした笑

終わった後、協力してくれたママさんたちは涙目で「感動した。まだまだこの人たちを信じていいて、まだやれるって思えた。ありがとう。」って。

なにかしたいと思って行動するにはすごく勇気とスキルとエンジンがいるんだと思う。たった1回、どこからか来た大学生が突発的にイベントをしてみたことが正解じゃないかもしれない。

でももし一歩を踏み出すことが怖いなら、私が一緒に踏み出したいと思った。
私なら踏み出した足がくじけて失敗しても笑って次行きましょ!って言えるから。

容量悪くて不器用な私の地域やその人との関わり方だけど、何かしらママさんの力になれてたらなって。

後日ママさんと連絡を取ると11月にまたママさんたちが集まれるイベントを開くと聞き、私は地元横須賀からママさんたちのことを全力で応援したいと思う。

 

最後に:私のこれから

出雲崎で1ヶ月生活してみて、自分が地域で大事にしたいって思っていることがなんなのかわかった気がした。

それまでは漠然と地域で生活しながら働きたい、そんなライフスタイルを考えていたが、人に説明すると軸がブレちゃって結局なんでそうしたいのかわからなくなっていた…。

でも出雲崎で地域とそこの人たちと自分と向き合わなきゃいけなくなって。

追い詰められてやっとちゃんと時間作って考えることができた。

たぶん一番大事にしたいのは生活の豊かさだと思う。

毎日何気ないことが楽しくて、人と接するのが楽しくて、人の暖かさとか元気な姿とか見たくて、近所でとれたおいしい食べ物食べて感じる嬉しさとか。

ここに自分は幸せを感じるんだと思った。

でもいままちが廃れるとか元気がなくなるとか・・・。

自分の周りにいる人、応援したくなる人たちの、

元気がなくなりそうなら、私は彼らが元気でいられるような応援をしたい。

彼らにやりたいことがあるならそれを一緒に応援したい。

私なら隣でやりたいに向かって一緒に走ることができるから。ずっこけても私なら笑っていられるから。

そんなことを私はこれから先やっていきたいと思った。