中之島で見つけた幸せのヒント【佐藤優芽】

農家さんや農家さんの作っているものを知ってもらいたい。
そう思っときに出会ったのが「新しい野菜の買い物プロジェクト」でした。

参加した理由

農家さんことを知ってもらいたい!大学2年生の春休みに参加した農業体験のプログラムがきっかけでこう思うようになりました。このプログラムは短期間ある地域に暮らしながら地域の方の仕事を体験するもので、わたしは福井県の農家さんのもとで二週間、農業を体験しました。農家さんと一緒に仕事をし、色々な話をする中で、農業へのこだわりや、農家さんの生き方を学びました。わたしはそこで農家さんの生き方に強い感銘を受け、農家さんのこと知ってもらいたいと思うようになりました。
そのときにSNSでたまたま見つけたのが、今回参加した「新しい野菜の買い物プロジェクト」です。募集要項をみてみるとプロジェクト実施の背景が自分の感じていることと同じだ!と思い参加を決めました。

どんなことをしたのか

「新しい野菜の買い物プロジェクト」では直売所で農家さんの野菜の魅力を伝えるポップづくりや、農家さんの生き方がみえるフリーペーパー作りをしました。
中之島農家さんを訪問し、農家さんの野菜へのこだわりや農家さんの生き方の聞き込みをし、それを発信するというものです。
ポップ作りでは野菜の良さを伝えるために、野菜に含まれている成分や効果でなく、農家さんから教えてもらったおいしい野菜の食べ方や自分たちの野菜を食べたときの感想を伝えることを大切に取り組みました。
フリーペーパー作りはどのように中之島の魅力を発信するか、自分たちが一番伝えたいものは何かを考えながら取り組みました。

何をだれに伝えたいのか

これは私が活動中に直面した課題でした。今回の活動のテーマでもある「魅力の発信」。具体的に何を誰に伝えるのか、プロジェクト中サポーターの方に何度もミーティングをしてもらい、たくさん考えました。
何を知ってもらいたいのか=農家さんや農家さんの愛情こめてつくっている野菜。
誰に伝えたいのか=直売所に来ているお客さん、直売所に普段来ていない人。
納得いくまでとことん考えたときに見えてきたことがありました。

わたしが一番伝えたいと思ったこと

何を誰に伝えるのかを考えるうちに、なぜ伝えたいのか、なぜインターンに参加しようと思ったのかを考えました。わたしがこのプロジェクトに参加した動機である福井県での農業体験で農家さんとの出会い、農業を通して「幸せ」を感じることができました。そのときわたしにとっての幸せのヒントは、農業や田舎暮らしの中に隠れているのかもしれないと思いました。そんな幸せを提供してくれた農家さんを多くの人に知ってもらいたい。そして農家さんが丹精こめて作った野菜を食べて元気になってもらいたい。そう思うようになりました。

インターン後の変化

今まで夢中になれるものがなく、特に中学、高校時代は毎日の日常を楽しめずに過ごしていました。そんな中福井県での農業体験をきっかけに、新潟でインターンシップに参加し、自分の好きな物、夢中になれるものを見つけることができました。またインターンでの農家さん訪問で、農家さんの生き方に触れることで、より良く楽しく人生を生きるためのヒントをもらうことができました。このことは日々の生活を楽しむことができず、将来に希望を持てなかった私にとって、人生を前向きに考えるきっかけになりました。
また、今回のインターンシップは何かに熱中することができたはじめでの経験で、やりたいと思っていることに対して、一歩を踏み出す勇気をもらいました。

中之島で見つけた幸せ

わたしたちのプロジェクトチームは夏のインターンシップのあと、中之島で毎年開かれる産業祭りに参加することができました。そこで再会した農家さんが「また来てくれてありがとう。次会えるのを楽しみにしているよ、いつでも帰ってきておいで。」といってくださいました。「ありがとう」がこんなにうれしいことばだと実感したのは初めてで、自分を受け入れてもらえている気がして、とても幸せだなと思いました。中之島はわたしにとって、あたたかく受け入れてくれる第2のふるさとです。

インターンを振り返って

中之島で過ごした時間は、今までの人生で一番本気になれた時間でした。こんな経験ができたのもわたしたちをあたたかく迎えてくれた農家さんだけでなく、プロジェクトを応援して下さった地域の方、プロジェクト中私たちをずっと見守り、最後までたくさんのサポートをして下さったプロジェクトチームの方のおかげです。今まで想いを形にするために、サポートして下さったことは、数えきれません。お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。