※こちらの募集は終了いたしました。

歴史とレシピに出会う夏~釜谷と梅の150年~

場所
新潟県出雲崎町

※あと1名

地域の概要

新潟県出雲崎町。新潟県内では珍しく市に合併していないこの町に、「海」という印象を持たれている方も多いのではないでしょうか。

出雲崎町には海もありますが、山もあります。今回のこのプロジェクトは、出雲崎町の「山」にある「釜谷(かまや)地域」が舞台です。

大釜谷と小釜谷という2つの集落に分かれるこの地域には、現在合わせて20世帯ほどが暮らしています。長岡駅方面から車に乗って30分ほど。トンネルを抜けると、山の間にさっと田んぼが広がり、起伏のあまりないところにぽつぽつと立派な造りの家が並んでいるのが見えます。

この地域は話によると、江戸時代から梅を育てていた地域。少し小道に入り、集落の中に入っていくと、家の脇や斜面に、梅の木が何本も植えられているのがわかります。土質や気候が合っているのか、釜谷の梅は実が大きく果肉が多く、昔は質の良い高級な梅としてたくさん販売されていたそうです。

暮らしと梅と歴史はつながっているはず

そんな梅の特産地である釜谷地域ですが、高齢化が進み現在梅を育てている生産組合のメンバーは5人。そのメンバーが管理している梅も、役場と協力して「オーナー制度」なるものを実施している梅畑と、1つ2つの個人の畑のみ。あとは剪定や草刈りができずに放ってある木が多く、世代によっては集落の住民も梅のつくり方や使い方が分からないと言います。

 

それでも、集落のおばあちゃんがつくる梅干し、梅ジュース、梅ジャムなどは絶品。おじいちゃんたちも梅の栽培について詳しい人は何人もいます。地域の暮らしや風土の中に、梅はしっかりと染みついているのです。

「この地域の知恵と歴史を、梅を通してしっかりと残しておきたい」「集落の人が外の人に地域のことを自慢できるようなツールを作りたい」「ゆくゆくは移住しなくても梅の担い手になってくれるような若者が来てくれるような地域にしたい」

そんな町役場の方、生産組合の方の声をうけて、今回のプロジェクトを実施することになりました。

集落の一人ひとりの元へ足を運び、丁寧に話を聞きながら、もしくは梅の剪定を手伝いながら、1か月間この地域にどっぷり寄り添い、歴史とレシピを皆さんなりの視点で冊子にまとめていく。それを、この地域に住みながら実施するのが今回のプロジェクトです。

また、プロジェクトは皆さんだけでなく、町役場やイナカレッジ、今後釜谷の梅に関わりたいと思っている人など数人のチームで一緒に悩み考えながら進めていきます。

プロジェクトのゴール

このプロジェクトが終わった時に達成していてもらいたいことはこの3つです。

◆釜谷地域と梅の歴史とレシピを、インターン生の目線でまとめた冊子(もしくは冊子以外の形の発信物)を完成させること。

◆それぞれの家に眠っている知恵を見える形にし、外の人とつながるツールに育てること

◆ムラの一員として1か月を過ごし、新しい関係性をムラにつくること。

特徴・注目ポイント

◆2つの集落の世帯数は合わせて20世帯。若い移住者もいない、まだまだ未開拓な秘境のような地域なので、反響が大きそう!

◆「梅」という特産物がこのような小さな地域で受け継がれている貴重な場所で、初めてちゃんと記録をつくるのでとても重要な役割。

◆歩いてまわれる範囲で、どっぷり人と自然を堪能できる

こんなことが経験できるプロジェクトです

◆ずっと集落に住まわれてきた方々の話、梅の育て方や使い方がじっくり聞ける

◆自分が知り、伝えたいと思ったことを伝わる形に「編集」する一連の流れを経験できる

◆コンビニもない、少し不便だけれど自然いっぱいの集落で生活することができる

***

今住んでいる地域の方には、もう梅を作ったり梅料理をしていない方もいます。伝統があり、地域の人の期待や願望もあるかもしれないけれど、「梅」以外にこの地域を表すものにもたくさん出会い、向き合うことが大切になっていくと思います。農村のリアルを実感しながら、自分の感覚を信じて考え続けていけるような1か月になると良いなと思います。

 

担当コーディネーター・地域の方からのメッセージ

 

出雲崎町の釜谷は明治の頃からの梅の生産地です。昔はどの家にも梅の木があり、梅干し等を各家で作っていました。今は地域の人たちで少ないけれど精一杯梅の栽培をしています。この夏に釜谷の「梅」と「歴史」を体感してみませんか!お待ちしています。    (出雲崎町役場:小林純)

 

釜谷集落は、150年以上続くといわれる在来種「越の梅」の栽培が今も続く地域。 お話ししてみると梅とのつきあい方が地域の方にとっては当たり前のことでも、私たちから見たらとても魅力的に映り、暮らしに染みこんでいるように感じました。 昔は、どの家でも梅をつくり、梅干しにしたりさまざまに加工し活かしてきたので、手間ひまかけた「当たり前」がたくさんありそうです。 地域の方々の「当たり前」を外からの目で「魅力」として発見・発信する1ヶ月を一緒に過ごしませんか?

低い山に囲まれ、田んぼが広がり、気持ちのよい風が吹き抜ける釜谷集落。 釜谷の方々の人柄に触れるような景色が待っています。    (サポートコーディネーター:清野静香)

募集要項

研修・活動内容 【STEP1】地域の暮らしを知る
・集落のキーパーソンのもとへ挨拶・話を聞く
・梅の木の剪定・草刈り作業を体験
・自己紹介の紙を作って配ったりお茶会に出たりして多くの住民と接する
【STEP2】冊子の概略をつくる
・地域を発信する雑誌を作っている講師を招き、冊子づくりのノウハウ・コツ・心得を学ぶ
・「誰に何を届ける冊子なのか?」「そのためにはどんな形にするべきか?」などを決めるコンセプト会議を実施
・良い話が引き出せそうなムラの人を見つける
【STEP3】材料集め・編集
・集落の人に取材をし、内容を整理する
・コンセプトや色形に合わせて写真なども撮る
・梅の作業・梅しごとの手伝いもする
【STEP4】冊子を完成させる!
・素材を持ち寄り、各ページの構成を作り、ブラッシュアップ
・冊子を完成させ、印刷する
・冊子完成報告会の準備
研修期間 1カ月
研修時期 2018年8月中旬~9月中旬(相談可)
募集人数 3名
就業時間 9:00-17:00 ※作業内容などにより変動します
休日 週1~2日
必要な資格 特になし
滞在場所 集落内の空き家
滞在費 無料 ※食費は実費
受入地域で用意いただいているもの 生活に必要な家具・家電など
応募締切 2018年7月10日
備考 申込があった時点で面談の上、参加者を決定します。
応募締め切り前であっても、参加者が決まり次第、募集を終了します。

応募方法

応募方法 画面下の「応募はこちら」からお申し込みください。
インターン開始までの流れ ①イナカレッジ事務局面談(対面、skype等)
②コーディネーター面談(対面、skype等)
③参加決定
企業担当者名 コーディネーター:井上有紀(イナカレッジ事務局)

※こちらの募集は終了いたしました。