里山とこどもたちをつなぐ「里山遊園地」をプロデュース

場所
新潟県胎内市
仕事
地域住民の参画を図りながら、里山遊び空間の企画・活用実践を行う

地域の概要

鍬江は飯豊山塊に源を発する荒川の河岸段丘上に位置する山間農村集落です。高坪山からの清流を利用して、棚田での米作りを生業としてきました。春は山菜や筍、夏は川魚、秋は木の実を拾い、冬に栃餅づくりなど、自然と共生する暮らしが守られてきました。里山は、人々の生活に利用されることで、機能が循環し、美しい景観が保たれてきました。

近年は、高齢化と過疎化に伴い、里山資源の活用が難しくなってきています。里山は、子供たちが自然と触れ合うことのできる場所でしたが、その機会も失われようとしています。鍬江を舞台として、里山資源の価値を再発見し、里山の新しい活用を生み出し、地域全体を活性化させようというプロジェクトです。

インターンシップ実施の背景と目的

竹は昔、稲刈りをした稲のはさ掛け(稲干し)の柱として使われる貴重なものでした。農業が機械化され、はさ掛けにも利用されず、荒れた竹林は集落の悩みの種となってしまいました。しかし、活用することで、竹は地域活性化の資源に変わります。また、子供たちが里山とふれあう機会を取り戻し、次世代に里山文化を伝えていきたいという想いから、里山遊園地のプロジェクトが生まれました。

鍬江集落では「ヨソモノ」の斬新なアイデアとアクションを募集しています。固定観念を攪拌し、課題に向かって地域と若者が共に取り組むことで地域全体の活性化を図りたい。若者の挑戦に対して、集落もともに歩み、全力で応援したいと考えています。自然豊かな里山で共に取り組みましょう。

インターンの成果

地域の人々をプロジェクトに巻き込み、地域の一体感を醸成しながら、棚田を舞台にオリジナルの里山遊び場空間づくりを実践してください。「荒れゆく里山」のネガティブな価値観を壊し、活用へと地域を導いて下さい。

このプログラムの特徴

里山資源というダイナミックな素材を活用し、棚田という広大な舞台に、五感と身体をフルに使っての地域デザインと創作活動をすることができます。完成に向かって地域の人と協働作業を行う中で、地域全体の一体感が高まり、祭りのような盛り上がりが生まれます。完成した里山遊園地は、期間限定の子どもたちの遊び場になります。
集落のお母さんたちと、鍬江米と筍の創作料理を竹の器に盛り付ける「とことん竹食」もお楽しみに。

得られる経験

マーケティング、素材調達、デザイン、そして実際の創作、完成という、実践的なものづくりの一連のプロセスを経験し、そのスキルを習得することができます。鍬江の木工や竹細工の達人、竹組工法の達人から、自然素材を使ったものづくりのノウハウを学ぶことができます。地域の人との運搬、建設という協働作業を行うなかで、地域参加型ワークショップの手法を学ぶことができます。

プログラムコーディネーターからのメッセージ

里山活用は全国的に課題となっている難しいテーマです。机上のデザインでなく、森や林というダイナミックなスケールを体感しながら、ものづくりを実践的に学ぶことのできるチャンスです。熱い想いを持って参加してください。(胎内市地域おこし協力隊・石尾真穂)

鍬江集落は大自然に恵まれ、人情の熱い方が多くいる集落です。自然とふれあい、身体を使ってモノづくりを一緒にしましょう。お待ちしています。(胎内市・水澤則彦)

募集要項

研修・活動内容 【1週目】
・地域参加型ワークショップの手法に関する講義
・里山体験、里山について学ぶ
・里山の問題点の抽出と、新たな活用方法について考える
・竹細工、木工や竹組工法を学ぶ

【2週目】
・竹を使った遊具のデザインと試作、空間デザイン
・竹を使った器や家具の試作
・竹や木の伐りだし

【3週目~4週目】
・休耕地で、竹を使った遊具の建設
・棚田の中に現れる遊園地空間の完成

【4週目】
・集落の人、地域の人々を招待してお披露目会
研修期間 1ヶ月
研修時期 2018年8月半ば~9月半ば(詳しい日程は参加希望者との調整となります)
募集人数 3名
生活費補助 なし
就業時間 9:00~17:00 ※作業内容などにより変動します
休日 週2日
必要な資格 なし
求める人材像 自然を愛する学生。体を動かすことが好きな学生。ものづくりの分野に興味のある学生。
滞在場所 活動地域内の施設
滞在費 なし
受入地域で用意いただいているもの 生活できる最低限のものは準備いたします。後日持参していただきたいものを連絡する可能性があります、
応募締切 2018年7月10日
備考 申込があった時点で面談の上、参加者を決定します。
応募締め切り前であっても、参加者が決まり次第、募集を終了します。

応募方法

応募方法 画面下の「応募はこちら」からお申し込みください。
インターン開始までの流れ ①イナカレッジ事務局面談(対面、skype等)
②コーディネーター面談(対面、skype等)
③参加決定
企業担当者名 コーディネーター:石尾真穂(胎内市地域おこし協力隊)