高柳町門出インターン生矢代です。
今週7日から門出和紙での研修がスタートしました。
門出和紙と言えば日本酒の「久保田」のラベルを作っている門出自慢の和紙工房です。
そんなすごいところにお世話になることとなりました。それも今後、和紙の原料となるコウゾの栽培を目指すにあたって、少しでも和紙の事を学びたいと思ったからです。
新たな環境とは言えど従業員はほぼ皆門出の人たち。多少は緊張しましたが、見知った顔ばかりで少しは気は楽に始められました。
そして記念すべき最初の作業は束ねられているコウゾを洗いやすいように伸ばす作業でした。
コウゾは小さく折りたたまれて入荷されるので、伸ばさないときれいに洗えないため、伸ばして縛ります。これを30kg分ひたすら伸ばして縛ります。
そのあとは水に浸して終了。このあと窯で煮られます。
そして次はトロロアオイのひげ根切り。トロロアオイは紙すきの際につなぎとして使用します。
同じ柏崎で作っている方がいるのですが、調整まではやらないので、こちらで調整します。
ちなみに全部でこの写真の4倍ほどの量があります。先が見えないと言いながら黙々と作業していました(笑)。
ひげ根だらけのものを
さっぱりとさせます。ひげ根の部分は叩いてもゴミになってしまうので、いらないみたいです。
さらに叩きやすいように分解。普段はここまでやらないみたいなのですが、今回のは根が横に広がっていて叩きにくいのと、特別に試してみたいことがあるみたいでこのような形に。
そんなこんなでひたすら切り続けました。おかげでようやく全体の3分の2ほど終了!あとはもう1回持ってきてもらうのを待つだけに。ちなみにはさみの使い過ぎで指にタコができそうです。
まだまだ始まったばかりでわからないことばかりですが、今週末辺りからコウゾ刈りを始めたいとのことなので楽しみです。
これから3月まで頑張っていきます。
そして最後にちょっと宣伝を。
松代茶もっこ「市」と「夕宴」ー秋の実りの収穫祭「渋い」さん前にて17時~19時の2時間限定で門出ピザ部が出店します。
10月、11月と毎週のようにどこかのイベントに出没していたピザ部今年最後の出店となります(現時点で)。
クオリティも徐々に上がっていき、売り切れ必須の幻?のピザをぜひご賞味ください!お待ちしております!