インターン生としての日々も残りわずか。
このシリーズも最終章です。
一年通して言えることは、
「本当に休学してインターン生になって良かった」です。
そしてこの先に見えた未来を今回は書きます。
最後まで読んでいただけると嬉しいです(^^)
~一年経って見えた未来編~
中山間地域の厳しくも美しい四季に包まれ、
家族のように受け入れてくれた十日町の人と過ごした日々。
学んだことも、思い出も、出会いも数え切れないくらい。
「一年はこんなに早く過ぎてしまうものだったかな」
と疑問に思うくらいあっという間に過ぎていきました。
それでも憧れて飛び込んだ世界には、
楽しいことだけじゃなくて、大変なこともたくさんありました。
それでも乗り越えられたのは沢山の人に支えてもらったからです。
誰かや何かから学ぶ地域ではなく、自分から学ぶ地域を求め
私は大学の講義室を飛び出しました。
何も分からない私は「なんで?」「どうして?」がいつも頭の中に。
それを一つ一つ教えてくれる十日町の人は最高の先生でした。
一年の学びを振り返ると、感謝の気持ちでいっぱいになります。
さてその感謝を何で伝えられるでしょうか。
ある日こんな言葉を頂きました。
「受けた感謝を今返すんじゃなくて、どうかその感謝を未来に繋いでください」
心にスッと入ってきました。
沢山の学びを与えてくれた十日町のひとへの感謝の気持ちはもちろん忘れていません。
どうやったら未来に繋げられるか考えていると、
私の専攻している「社会福祉」にヒントはありました。
わたしはまだ2年も大学で学ぶ時間があります。
その中でプロフェッショナルの分野を持って帰ってこよう。
この一年で大好きになった十日町を未来へつないでいきたい。
そしてその未来をつなぐ一人になりたい。
そう思うようになりました。
未来をつなぐ一人になるためにも、
貪欲に自分の専攻している分野を学んでいきます。
今はまだ具体性には欠けるけど、
見えてきた未来から目をそらさずに頑張っていきたいです。
いまは単なる田舎暮らしごっこにしか見えないかもしれません。
いつかは本当の暮らしを作りたいのです。
そして胸を張って戻ってくる日を夢見て、
ハタチ女子大生(今は21歳)は十日町から旅立ちます(^^)
ハタチ女子大生、移住してみました。
これにて全5編終了です。
拙い文章でしたが、読んで頂きありがとうございました。
等身大の私が伝われば嬉しいです。