福井にいきます!

旅行じゃありません。
9月いっぱいで京都を離れ、10月から福井市の地域おこし協力隊として活動するために移り住みます。

 

生き方を改めて考える。


今年の春くらいから、自分はどんな生き方がしたいんだろうとようやく改めて考え始めました。

それは、「教師になりたい」と思った大学4年生のときの自分から、新潟と出会い、木沢と出会い、京都と出会い、様々な「地域」と出会ってきた今の自分への問い直し。

なりたい職業が特になかった自分にとって、教育実習をきっかけに教師という人生の目標を初めてもった経験はとても強烈なものでした。それこそ、天職に出会ったと当時は思ってた。

だから、進学先の新潟で出会った人にはもちろん教師になると宣言していたし、京都にきてからもその目標は掲げ続けてはいました。一応。

一応。

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教師になるために新潟にいったはずなのに、いつか教師になったときに還元できるような経験ができればと思って京都にきたはずなのに、そこでいろんな地域と出会って、いろんな人に出会う中で、教師になるという話にはいつの間にか「一応」がセットでついてくるようになってました。

 

たぶん、もうずいぶん前から感じてたんだと思います。
教師もいいけど、もっと心豊かに生きていける世界がありそう、って。

 

それでも、教師になりたいという思い(今となっては口実といったほうがいいかな)の中でここまでやってきた自分との折り合いをどうつけるか、今まではそこに向き合うことをなんとなく避けてました。
そのままでいれば、”そのうち本気出す精神”でのらりくらりしていられたから。

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やっと、そこに向き合う気持ちになれました。


中途半端はよくないなと。
「あいつは教師になるんだろう」と応援してくれる人にも申し訳ないなと。
何より、自分がどう生きるかを真剣に考えている人に申し訳ないなと。
みなさんごめんなさい。
ぼく、教師にはなりません。
あなたと、きみと、あの人と。
あなたたちと、きみたちと、あの人たちと。

 

まちを、むらを、そこでの暮らしを想うみんなと出会ってしまったから、それぞれの思いがあつまる「地域」という場所につながる豊かさを知ってしまったから、ぼくは教師という道を捨てざるを得ませんでした。

 

ぼくは「地域」の中で生きる道を探します。
でもこれ全部、みんなのせいです。
ぼくにとっての「地域」は、その土地と、そこに在る人・ものを想うひとが集まる場所のこと。たぶん。

 

そこで生きていくってどういうことなんだろうか。
いろんな形での生き方があると思うけど、今はまだ何が正解かわからない。
わからないから、どっぷり飛び込んでみる。
飛び込んでみたら、できることもできないこともやりたいこともやりたくないこともわかるはず。
だからぼくは、福井にいきます。
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福井県福井市殿下というところ


10月からぼくが活動するのは、福井市の殿下というところ。殿下と書いて「でんが」と読みます。福井駅から車で約30分。人口500人に満たない小さな地域。
中山間地域にありがちな諸々の課題を抱えつつも、そこに向き合いながら地域のビジョンを描くキーパーソンと、そのビジョンを実現させうるだけの地域資源に恵まれた、可能性に満ちた場所です。

 

今回はたまたまここで地域おこし協力隊を募集していたわけですが、ほぼ直感的に応募を決めました。

 

ここでなら、自分の今までの経験を全部ぶつけることができるんじゃないかと思って。その中で、自分自身が地域の中で生きていく方法が見つかるんじゃないかと思って。

 

ぼくはここで、地域の人たちとあーだこーだ言いながら日本の未来を一緒につくっていきたいと思っています。多くの課題と向き合いながら、自分たちと日本の未来を重ねながら粘り強く生きていく農山村の姿を発信していきたい。

 

決して大げさなことじゃなくて、それを目指していく中で農山村の価値と可能性(あるいは地域としての在り方)を示していかなきゃいけないと思うし、その結果として、各地の農山村での暮らしが持続されることが社会全体にとっての希望なんだっていう声を広げていきたいと思う。

 

それが、木沢と出会って、農山村の恩恵に与って生かされてきた自分の役割だなと。
ちなみに、福井市自体もすごくいい場所。ゲストハウスやコワーキングスペースが立て続けにオープンして、人がつどい、つながる場所ができて、何かが始まっていく予感がビンビンです。殿下からはちょっと距離があるけど、まちといなかがつながりながら、それぞれが輝いていくお手伝いもできたらいいなぁ。

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本当はもっと早くに報告しなきゃと思っていたんですが、こんな時期になっちゃいました。京都を離れるにあたって伝えたいことはたくさんあるんですが、それはまた後日にでも。
とりあえず引き継ぎ! 稲刈り! 芋煮! 引越し!
残り少ない京都(ときどき新潟)生活、全力で楽しみます!