梅雨入り直前の6月20日(土)不安定な天気の中、第3回目となる新米塾[実践編]が行われました。
今回は栃尾地域から、高橋くんが参加してくれました。(写真中央)↓
この日も今井家の茶の間からスタート。
・今後の作業予定
・各フィールドの情報共有
・本日の作業の説明
その後、研修田へ
研修田に着き、早速トラブルが…
溝切り機のエンジンがかからない…
その場で整備しましたが、エンジンはウンともスンとも言わず。
土ケ谷集落で共同で使っている溝切り機で作業を行うことにしました。
田んぼの水を切る[中干し]を行っても、凹凸や排水する場所の関係で所々水が残ってしまいます。この状態ではしっかり田んぼが乾かず、稲刈りの時に機械が埋まりやすくなります。
溝切りは、そのような場所の水を効率的に排水するためだったり、次に水を入れたときに田んぼ全体に水が回りやすいよう行う作業です。
どこに溝を切るか説明後、今井父が実践。
続いて、今井が初溝切り。
見ているだけでも大変そうですが、実際やってみると田んぼの中を歩くこと自体が大変で、地が柔らかいと機械が埋まったり、逆に地が固いところは溝が浅くならないように機械を押し付けたりと、本当にきつい作業です。
続いて高橋くん。
嫁さんの実家が農家で手伝いはしていますが、溝切りは初めて。
田んぼの深いところに足を取られて大変そうでしたが、作業を進めていきます。
最後に溝が重なる部分を繋げると、溝に沿って排水されていきます。
もう1つの研修田に移動し、創さんも初溝切り。
しかし…
作業を始めた途端、突然のどしゃ降り。
木の下へ避難。
雨が止む気配がないので、雨の中作業を再開。こちらの田んぼもなんとか終了。
作業が終わったころ晴れました(笑)
機械のエンジンがかからなかったり、雨に打たれたり、トラブルもありましたが、溝に沿って水が流れていく様は感動です。
人によっては「溝切りが一番きつい」と言われるだけあり、かなりの重労働でした。いい汗かきました。
次回は7月25日(土)です。研修テーマは「草刈り」。
興味のある方は、お問い合わせください。