地域学school第1回オープンセミナー開催「岩沢アチコタネーゼ」・『山紫』

  2015年度のイナカレッジ講座は、外部支援者と地域住民が協働した地域づくり活動の実践例やそのポイントを学ぶ『オープンセミナー』です。

第一回目は『岩沢アチコタネーゼ』。同団体では、地域住民を中心に、地域復興支援員、地域おこし協力隊などが連携して、農家レストラン「山紫」をオープン。また、棚田の保全活動、都市農村交流などにも取り組んでいます。コミュニティビジネスや住民の巻き込み方について学びます。

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【講座スケジュール】

11:00~11:10  開会・あいさつほか

11:10~12:00  講義「岩沢の地域づくり~岩沢アチコタネーゼの活動」

       講師:駒井 和彦(岩沢アチコタネーゼ副代表・小千谷市議)

12:00~13:15  移動・昼食(農家レストラン「山紫」で食事)

13:15~14:45  講義「山紫の経営・運営実態と今後の方向性、地域おこし協力隊としての役割」

       講師:清野 憂(地域おこし協力隊)ほか

       講義「地域復興支援員としての役割とは」

       講師:細金 創(地域復興支援員)ほか

15:00~16:00  グループ意見交換「外部支援者の役割とは?~講座の振り返り」

開催レポート(概要)

『岩沢アチコタネーゼ』設立の経緯

(あちこたねぇ:「心配いらない」という方言)

小千谷市岩沢地区では中越地震からの復興地域づくりをサポートする「地域復興支援員」が平成21年度に配置されました。
平成23年に発生した東日本大震災の被災地の支援を目的に、同地区では「東北被災地支援を考える会」を設立。東北への支援活動を通じて、改めて自分たちが暮らす岩沢地区の将来を考えるようになったそうです。
その時に、地域住民と地域復興支援員が連携して、地域の話し合いの場『よ~なべ談義 住民座談会』を月1回開催することになり、話し合いを重ねたということでした。『若手の声を聞き、“いま”と“これから”の岩沢について考えていく』

この結果、具体的な地域の活動組織として、平成24年3月に『岩沢アチコタネーゼ』が設立されました。
【理念】
・住民主体・住民提案型の地域づくり
・地域資源の活用とコミュニティビジネスによる課題解決
によって、あちこたねぇ岩沢づくりを目指す!

岩沢アチコタネーゼの活動

○都市農村交流(棚田ツアーなど)
○学生インターンの受入(岩沢の郷土料理をベースとする弁当“いわべん”開発→イベントでの販売)
○除雪困難世帯への雪ほり支援
○地域情報誌の発行
○農家レストラン『山紫』の運営(H25.8オープン)

岩沢アチコタネーゼの活動と外部支援者の役割

平成21年度 地域復興支援員配置
→地域の課題の抽出、住民同士の話し合いの場づくり(よ~なべ談義 住民座談会)、岩沢アチコタネーゼの構想・設立準備

平成25年度 地域おこし協力隊配置(1人目)
→農家レストラン『山紫』の設立サポート、運営サポート、団体としての活動戦略の組み立て
※平成26年度末に退職

平成26年度 地域おこし協力隊配置(2人目)
→農家レストラン『山紫』の運営サポート

平成27年度 地域おこし協力隊配置(3人目)
→農家民宿立ち上げ準備

岩沢地区では、住民と地域復興支援員が一緒になって、地域のこれからの方向性を“話し合う場づくり”を行い、
そこから岩沢アチコタネーゼが誕生しました。
実際に岩沢アチコタネーゼが、農家レストランなど具体的な事業を立ち上げ推進していくための実行部隊として
地域おこし協力隊を導入されました。

今回のセミナーのテーマの一つである“外部支援者の役割”

岩沢地区では、『地域復興支援員』と『地域おこし協力隊』という2つの制度を活用しながら地域づくり活動に取り組んでいます。
そのなかで、地域復興支援員は岩沢地区の地域づくりのいわばコーディネーター、地域おこし協力隊は具体的な事業を進めていくためのプレイヤーというような位置づけのもと、地域の住民の皆さんと一緒になって活動をされています。

(『岩沢アチコタネーゼ』設立の経緯を説明する駒井副代表)

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(昼食は、岩沢アチコタネーゼが運営する農家レストラン「山紫」で)

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(午後からは、地域おこし協力隊:清野さん、地域復興支援員:細金さんからそれぞれお話いただきました)

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  • 岩沢住民センター/山紫
  • 2015年6月25日(木)11:00~