1月ももう下旬。冬の底がやってきました。
大寒過ぎの昨今、「寒いなら、もっと寒いところに行っちゃおう!」と
パイオニア魂を見せるのが、インターンってものです。
そんなこんなで来ちゃいました。十日町市池谷集落。
豪雪地域十日町市の中でも、山間の集落です。
雪ふる地域のTHIS IS ITみたいな場所です。
こちら1/22(木)・1/23(金)の2日間、インターン生たち集まれ!研修が行われました。
研修の様子を既に、事務局の金子先輩がまとめてくださっているので、
こちらもどうぞ。
こちらが、宿泊地の「やまのまなびや」。廃校を利用しています。
雪の中にたたずむ、学校の風情。
何とも懐かしい感じです。
ただ、元が学校なので、かなりの底冷えです…。
寒いなら、動けばいいんです。
というわけで早速作業に入りましょう。
池谷では、移住してくる方向けに新しく家を作っています。
田舎に移り住んできたい!と思ったときに、「家」と「仕事」が最初のハードルになるといわれています。
移住したいけど、住む所がない。
そんな問題を解決するために、「自分たちで、家作ったらいいもさ!(いいじゃない!)」と
やっちゃう実行力が素敵すぎます。
さらに、作る行程もワークショップとして、「みんなでやっちゃおう!」と能動的に楽しまれています。
こちらがそのおうち。木の風合いを活かしています。
新しい家だと、自動で雪が落ちる仕様にしているものが多いのですが、
この家は「雪国のくらしを知る」ために、あえて雪おろしが必要な屋根の構造で作っています。
家の中に入ってみましょう。
価格を抑えて建築されているそうですが、中心の梁は古くからの木を使用されています。
ナイス重厚感。
研修では、内装の石膏ボードを貼る作業をお手伝い。
松代ハイテクファームの社長さん、恵一さんとSAMURAIインターン、ダニエルの共同作業。
しれっとグローバルなイナカレッジ。
頑張って働いたら、あったかいご飯が待っています。
研修の夕飯は鍋だったのですが、水と酒を貼っただけの鍋でやった白菜しゃぶしゃぶが、
とろとろあまあまで、冬野菜の力を実感しました…!
冬の夜に、集まって鍋を囲む温かさは、寒い場所ならではですね。
冬来たりなば春遠からじ、といいますが、
インターン生の皆さんも春に向けて、旅立ちの方が多くいます。
中山地域にやってきて、1年間悩みながら、自分の道を探した7人。
そのうちの多くが、春に卒業を迎えます。
これから、それぞれ、どのような旗を立てて生きていくのか。
みんなの決意と生き方を聞ける、卒業式的イベントが3月長岡で行われます。
上の写真に写るみんなと会えるのも、あと何回かなと思うと、ちょっとしんみりしますね。
【2015年1月20日(月)】
・大根だけカレー
・にんじんのハルワ
正月の疲れがちょっと出てきた月曜日。
「疲れたときはカレー」って、関根勤さんが言ってたなと思い出しました。
家にある5本の大根をそろそろ食べたいところです。
これだけ大根のある女性の一人暮らし家庭もどうかしら、と思う部分もありますが、
漢は度胸。何でもやってみるもんだということで、大根だけでカレーライスを作ってみました。
角切り大根を炒めて、大根おろしで汁気をプラス。
しょうゆを隠し味にして、和風カレーです。
あと、辛いもの食べたら、甘いデザートは必須よね。
女の子だものというわけで、にんじんでデザート作ってみました。
ハルワ、というインドのおかあさんの味で、すりおろした人参に豆乳を練り込んだ
食べるとほわほわする、優しい甘さです。
レシピはこちらを参考にしました。
【2015年1月21日(火)】
・千代さんちのほこほこおこわ
・きんぴらごぼう
・おでん
・白菜漬け
地域でお世話になっている、千代さんの家に白菜漬けを習いにいった日に、
「お昼ご飯食べってってー」とおっしゃってくださり、ごちそうになってきました。
餅米を丁寧に蒸して作ったおこわは、お米の甘みが噛む程にみちみちてきます。
前の日から水につけて、何回か蒸してつくるという、手間ひまかけて作られています。
「あなたが来るから、作ったのよー」と言ってくださり、ほんとうにありがたくて、
あったかい気持にしてもらいました。
ありがとうございます。
今日もごちそうさまでした!