おもいをつよく:新潟女性農業委員研修会にて。

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こんにちは。坂下あらため、佐藤可奈子です。

初雪さんが、もじもじ恥ずかしがっているのか、なかなかやって来ませんね。やきもきする今日このごろです。。。!ぬうう。早く降ってしまえば諦め(何の?)もつくのに……。

 

そんななか、新潟県女性農業委員研修会が2日間に渡り行われました。

 

そうです、実はわたくし、今年度の7月から十日町市の農業委員を仰せつかることとなり、まだまだ農業4年生の新人ではありますが、一生懸命活動しているところです。(ふがふが!)

 

この「農業委員会」という存在も、今春、農地の契約をするにあたり初めて知ったほどで、未知の世界でした。任命され、委員として活動していくなかで、もうそれは本当に日増しに農業・農政・農地というもののブラックホール的な奥深さを痛感する今日このごろです!

 

さて、農業委員ですが、十日町には40名委員がおり、うち女性は私ひとりです。本当に本当に、こんな私を任命してくださった十日町市の懐の広さに感謝します。だからこそ、めいっぱいがんばりたいのですが、活動する中で、もっとこうしたらいいのに、こういうことしたい!という思いも湧いてくるのです。けれども、まだまだ若葉マークすぎて、分からないことだらけ。

 

こんな私ですが、実は大学は法学部を(一応)卒業したので、条文をひもとくのがとても懐かしい!するする理解できちゃうわ!なんて嘘で、まぁ分からぬ。農地法、まだまだ分からぬのです!

そんななかで、この研修会の案内が来ました。

農業委員というのは、例えば新潟市、南魚沼市、津南町など、各行政単位それぞれに存在します。いままでもしょっちゅう研修会というのはありましたが、女性農業委員向けは初めて。これは行かねば!!

今回、県内の女性農業委員総勢約60人が参加しました。

 

本当に本当に参加してよかった!

 

同じような悩みを持った委員もいたり、先輩委員に学んだり、新たなアイデアを手にしたり…。また女性ならではの悩みもあったり。そういった情報交換以外にも、家族経営協定についての勉強などなど、充実した2日間でした。

 

きっと、いまの私と思いとフィットしたからかもしれません。きっと、結婚していなければ、響かなかったかもしれません。

 

移住する前は、目の前の農業さえがんばればいいと思っていました。なので、もちろん結婚、育児、介護なんて、考えてこともありませんでした。そしてもちろん、「男女共同参画」などどいう仰々しい言葉を使わずとも、わたしたちは生まれてこの方、ずううっと平等に学び、遊び、学校をいっこいっこ卒業していきました。それが突然、「結婚」というライフステージを迎えたとたん、まわりも、自分自身も、たくさんの変化がありました。移住して、農業を初めてから、「よく女性で農業ひとりで始めたねー」「よくひとりで移住したね」などなど頻繁に言われてきたのですが、やっとその意味が分かってきました。

 

女の子に対して、「農業」という分野は、まだまだ、まだまだ壁があついです。

 

先輩たちや、農業を始めてみたいという方たちとも今まで交流するなかで、私は、本当に恵まれてきたのだと痛感しました。私がなんとか田んぼや畑を続けられているのも、池谷集落の人たちの心の広さのおかげです。

けれど私も、続けていくなかで、傷つくことも、「くそこのやろううう」と悔しい思いも、たくさんありました。だからこそ、これから農業を始めたいという女性が、私みたいに傷つかず、ちょっとでも障壁なく、気持ちよく、規模が大きくても小さくても、農業を始めて、続けられるレールを作りたいと切に切に思いました。

 

小さな、でも大好きなこの里山を守るためには、規模の大小、市内外、県内外、そこに住んでいるかどうか、関わらず、たくさんの人がそこに関与し、そしてどの距離感の人も、村人であり、仲間であるということがとてもとても大事だと思います。どの人も、一員。

 

そのためには、まずは私がしっかり経営していかなければ、私が移住する前、村の人たちの背中に憧れたように、私もそんな背中にならなければと思いを強くした2日間でした。学生の頃、橋場さんが「女性でもじゅうぶん農業できる。農業は気持ちだ」と不安だった私の背中を押してくれたように、次は私がどんどん背中を押せるように、ああ、本当に一生懸命やっていきたい。

 

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