夏の最後のお手伝い大フィーバー確変中です。どうも。笹川です。
毎日「まんま戦記」にて、どんな仕事をして、何を得て、何を食べて生きているのかつづっておりますが、
今回は特別編です。
「インターンって、1年間収入月5万円なんでしょ?生きていけるの?」という、
身もふたもないけれど、大切な疑問にお答えしていこうと思います。
というのも、この疑問、おととい「まんま戦記」本編にも出てくれた、
インターン検討中の女子大生、水沼さんに聞かれたことでして。
こりゃあ、真剣に答えねばならんなと思うたわけです。
んじゃあ、まず、「インターンの生活費月5万円って、生きていけるの?」という疑問に
答える前に、「そもそも、生活していくために必要なお金って何?」ということを整理しておきましょう。
イナカレッジのインターンには、生活費の月5万円の他に、
この表でいうところの「住」の部分は別途支給されます。
なので、住む場所とそこで最低限度の文化的な生活を営める保障は1年間されているわけです。
となると、5万円でまかなうべきものは、「生きるための費用」でいうと、食費と衣服代。
さらに、自分の趣味や貯蓄などの「より豊かに生活を活かしていくための費用」となるわけです。
ここからは、私個人の話なので、ざっくばらんにQ&A方式でいきましょう。
Q1.「インターン前は、勤め人してたということですが、貯金してました?」
A1.「新卒から3年と2カ月、会社に勤めてました。
正直なところ、タバコ・一人酒・賭け事・FX・自動車・ブランド品などなど、お金かかる趣味が全くないので、
お金使いどころない人間だったので、貯金は20代の平均額よりちょっと多いかも?というくらいでした。
また、本読んだり、文章まとめたり、絵を描くのが好きな性分なので、
いつかまた大学復学するか、働き方変えてみたいなぁというぼんやりした思いもあって、
貯めていた部分もあります。」
Q2.「それだけ貯めていたんだったら、月5万円で余裕ですよね?」
A2.「えっと…。ここでちょっと強敵、といいますか働いていたから出てくる問題が出てきます。
「税金」ですね。ざっと計算したら、住民税・国民年金・健康保険合わせて5万円超えましたね。。。
ちょっとびっくらこきました。うん。
でもこれは払っとく必要があるので、実はいただいている生活費は全部税金の支払いに使ってます。
学生さんであれば、社会保障費などはかからないので、この辺はかなり減るかと思います。」
Q3.「となると、食費や衣服・交際費は貯金崩している、ということですね。」
A3「そうなんですよね…。貯金全部使うのはちょっと怖かったので、
月額 1万円(生活費としていただいている5万円をずべて税金支払いに使っても、まかないきれない分)+5万円(生活費)
で6万円、年額で72万円を貯金崩していい最大金額にして、
後は今後自分がやりたい仕事を固めたときの初期費用として、おろせないようにしました。
なので、毎月使っているお金としては、イナカレッジからいただく5万円と自分の貯金6万円を合わせた11万円になります」
Q4.「毎月の11万円の使い道を教えてください。」
A4.「ざっくりいうと、こんな感じです。
税金の割合が大きいですが、そのほかに大学の頃の奨学金の返済と、
生命保険の積立という費用もかかってます。
奨学金は、1年間猶予してもらうこともできるのですが、必死のパッチ感出したほうが、
1年間でいろんなもの見つけるように動くかなと思い、払ってます。
食費は、「まんま戦記」本編にも書いてるのですが、1食大体30円台後半~40円台です。
すなわち、1日100円~120円前後。1カ月3000円~3600円ほどと計算できます。
本当に川口のみなさんに助けてもらってます。。。
今月はまかないついでに食べさせてもらったのもあるので、来月以降はもう少し食費がかかるとしても、
何とか月5000円以内に収めるようにしていきたいですね。。。
残りの「その他」の費用は、歯ブラシとか石鹸とか、たまに化粧品買うお金です。
大体翌月に繰り越して、冬の防寒着買う用にちょっとずつ貯めてます。」
Q5.「かなりギリギリ感ありますが、他に人に助けてもらっているところはありますか。」
A5.「実家にはかなり世話になってます。。「1年間挑戦してみたい」と話して、相談した結果、
「通信費用は、家族割引とかもあるし、インターン終わるまで出すよ」と言ってくれました。。
なので、スマホとPC用に使っているモバイルルータ費用を出してもらってます。。
月1万4000円ほどですね。ほんとうにありがたいです。
秋になったら、お米持って帰省します。正月は餅持ってきます。春は山菜取ってきます」
Q6.「地域おこし協力隊など、収入もらいながら中山地域で働く手段はありますが、
なぜ費用的にギリパツなインターンにしたんですか?」
A5.「いやあ…。実は、『最初に見つけたのが、このインターンだったから』という答えにいきつくんですよね。
サイト見て、『面白そうじゃない』と思って、地域おこし協力隊などを知る前に、イナカレッジに連絡してみたら、
すぐに「来てみたら」という話になり、その週末偶然予定空いてたんですよね。
それで、川口来たら、やっぱり面白かったんですよね。
かなり、いきあたりばったりですが、「今やってみたい。やらないとうだうだ後悔しそう」と思ってしまったので、
飛び込んでみました。
某谷の旅人もこう言ってますし。
「お金はちょっと貯金もあるし、他で使わなかったから、ここで冒険してみたい」という
思いもありましたね。」
最後に実際の生活の正直なところを、まとめてみました。
かなり、ガチンコな話でしたが、「応募しようかな?」と思う方はまだ、不安もある気はします。
その悩みは、一人で考えても答えでないやつなので、正直にここから、聞いてみるのがいいと思うのです。
未来にどこかであなたと会えるのを楽しみにしております。
ほいではまた。