ムラに学ぶ、ヒトに学ぶ、自分らしいライフスタイルを実現する。
大学4年生の人生を考えるオーダーメイドツアー

こんにちは!事務局の井上です。

いよいよ年末ですね。2017年もイナカレッジをあたたかく見ていてくださり、どうもありがとうございました。

来年からもいろんな地域や企業や大学生と頑張っていきますよ!

さて、11月末になんと、1週間、中越で「人生を考えるオーダーメイドツアー」をしていた千葉の大学生がいました。笑

とりあえず「1週間いきます」ということだけ早めに決め、ほとんど真っ白な予定のまま長岡に来て、そこから話をして「この人に会いに行ったらいいんじゃないか」「これに参加したらいいんじゃないか」と私たちが思いついた人たちにアポをとり、順番に(宿も含めて)渡り歩いていく1週間になりました。

私たちにとっては、「こんなオーダーメイドツアーができるのか!」という気づきにもなりました。

それだけ、イナカレッジが蓄積してきた地域でのつながりは大きいんだなあと。(今回は阿部さんの人脈大活躍。笑)

そして、「出会い」と「五感で感じる体験」を提供するのが私たちのしごとかなー、とふと思っていた時だったので、このレポートでなんだか納得。

 

そんな児嶋ゆかちゃんのレポート、どうぞお読みください。

 

***

 

こんにちは!神田外語大学4年の児嶋佑香と申します。

私は田舎で仕事を組み合わせて暮らすことに興味があり、11月20日から11月26日までの一週間、新潟イナカレッジのスタッフに協力してもらって、新潟の様々な生き方をしている人にお話を伺ったり、お仕事体験をさせてもらったりしました。

 

1日目 松キッチン取材同行&イナカレッジのインターン生とごはん

1日目は、長岡のwebメディアである「な!ながおか」で、松キッチンの取材があるということで、取材に同行させてもらうことになりました。

松キッチンとは、長岡名物洋風カツ丼の元祖と言われる小松パーラで修行した二人が始めた、子どもからお年寄りまでみんなが楽しめる洋食のお店です。

今回のメンバーは、ライターさん、カメラマンさんと私の三人。

お店を立ち上げた高橋さんと山本さんに、小松パーラ―での思い出から松キッチンにかける想いまでを熱く語ってくださいました。

 

私は、取材というと質問をたくさんするイメージがあったのですが、ライターさんはお店の方と会話をしながら自然に松キッチンの魅力を引き出していました。

初めてのデートが小松パーラ―だったというお客さんやよく小松パーラ―を訪れていたお客さんが孫を連れて松キッチンにやってくるなどというエピソードも聞き、お店の人や場所が変わっても引き継がれる味とそれを求めてやってくるお客さんの関係って素敵だなあと感じました。

私も一度だけインタビュー記事を書いたことがありますが、そんなふうに自然に相手の魅力を引き出すことはできませんでした。今回の取材同行で学んだことを生かして、またインタビュー記事を書いてみたいです。

 

夜は十日町でインターンをするイナカレッジのインターン生とごはんを食べました。

旅行会社を退職した後、カナダでワーキングホリデーをするなど多様な経験をされている澤地さんやバリスタの経験を生かして移動式カフェを運営しようとしている間野さんにお話を聞きながら私ももっと様々な経験をしたいと今後の計画に胸を膨らませました。

ゆか1

2日目 小国森林公園で森の幼稚園に参加

二日目は小国森林公園で行われた森の幼稚園に参加しました。

森の幼稚園とは、自然環境を利用した保育のことで、大人が主体ではなく、子どもが自主的に遊ぶことを尊重しています。

千葉県出身で雪には慣れていない私は、雪道を歩くのに苦労したのですが、子ども達に負けてられないと真剣にかまくらを作ったり、そりを引いたりと楽しい時間を過ごしました。

ゆか2

森の幼稚園終了後には、今回の森の幼稚園を主催していた生活美術家の清野さんにお話を伺いました。

清野さんは、現在、日帰り入浴施設で働きながらご自分で作った作品を販売したり、イベントを開催したりしている方です。

 

清野さんには新潟に移住し、今の生活をするようになった経緯、今の暮らしについて語って頂いたのですが、「人のいとなみそのものがアート」と仰っていて、毎日の生活を非常に大切にしているのが印象的でした。

 

清野さんにお話を伺って私が感じたことは、誰もがもっと自分らしく生きてもいいのではないかということでした。

周りの目を気にしたり、お金で価値を判断したりするのではなく、自分がしたいと思ったことを暮らしの中心にし、そのために他の仕事もする清野さんとお話し、典型的なキャリアの積み方ではなく、私も自分らしい生き方をしたいと思いました。

 

 

3,4日目 よらん会のお手伝い

3日目と4日目は、道の駅に卸すお弁当を作っている「よらん会」というお母さん達のお手伝いをしました。

朝6時から11までおかずを計ってお弁当に詰めたり、次の日のために野菜を切ったりしました。

私は、お弁当というとすぐにコンビニのお弁当をイメージしてしまい、あまり良いイメージがなかったのですが、お母さん達の手で心を込めて作られたお弁当を食べたら、「お弁当っていいな」と思うようになりました。

お母さん達はみんなとても親切で、納品に同行させてくださったり、お仕事が終わった後に食べきれないほどのごはんを食べてさせてくれたり、お土産を持たせてくれたりしました。

みんなよく笑い、よく働く良いお母さん達でした。

ゆか3

5日目 栃尾に宿泊

孫ターンで栃尾に移住した刈谷さんに家にも一泊させてもらい、大豆の選別をしながら食の話、地球に話、将来の話をしました。

環境に負荷をかけず、安心して食べられるものを自分で作っている刈谷さんの筋の通った生き方に感服しました。

 

6,7日目 いなか求人めぐり旅

最後の2日目は、一泊二日のいなか求人めぐり旅に参加しました。

一日目は井口製材所の見学し、小千谷市岩沢地域の地域おこし協力隊の山田さんにお話を聞き、農家民宿の「へいどん」に宿泊しました。

 

井口製材所では、大きな敷地内を案内してもらい、古材がたくさん並べられた部屋を見せてもらったり、製材する機械を見せてもらったりしました。

 

仕事のおもしろさを語る井口さんがとても輝いていて、誇りを持って仕事をしている人は素敵だなと感じました。

 

ゆか3

 

 

 

 

農家民宿のへいどんでは、お鍋を囲みながら他の参加者や岩沢アチコタネーゼの代表関口さんとお話をしました。

お料理がとてもおいしくて部屋もとても落ち着ける空間でした。

ゆか5

今回のツアーでは、イナカレッジのスタッフに様々な人を紹介してもらい、新潟での暮らし方を知ることができただけではなく、生き方、暮らし方も考えさせられた一週間でした。

 

就活をしていると、みんな同じような服を着て、同じような方法で就活をし、そこから外れるとお先真っ暗であると錯覚してしまいます。

「卒業後にすぐに就職しないと新卒枠から外れて就職しにくくなる」とか、「まずは3年働くべきだ」などと多くの人に忠告されました。

しかしそんなことよりもっと大切なのは、自分らしく生きることなのではないかと今回のツアーを通して考えさせられました。

本当に大切なことはスムーズに就職することでも大きな会社に入ることでもなく、自分がしたい生活をするために働き方や生活する環境を選ぶことなのではないでしょうか。

卒業後の生活についてはぎりぎりまで迷うことになりそうですが、周りの人からどう見られるかではなく、自分が心から満足できる選択をしたいと思います。

 

最後に、今回このような機会を作ってくださったイナカレッジの阿部さん、井上さん、お話を聞かせてくださった清野さんや刈谷さん、よらん会の皆さんなど協力してくださった皆さんに心から感謝しています。

ありがとうございました。

 

児嶋佑香

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