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豪雪地帯へようこそ
初めての雪下ろし

初めての雪下ろし(1月15日)

ここに移り住もうと決めてからというもの、多くの人(ほぼ100%の人)に「雪は大丈夫か」と聞かれ、僕はいつも困っていた。雪は好きだけれど、大丈夫かと聞かれても経験がないから答えようがなかったからだ。少しでもここでの冬を経験しようと昨冬も何度か遊びに来てはいたのだが、「記録的な小雪」のため豪雪地帯の本当の姿を見ることはできなかった。

今年に入ってからも雪はあまりふらず、このまま春になってしまうのではと思っていたら、冬将軍さまが満を持してやってきた。1月10日夜半から降り始めた雪はあっという間に周囲の景色を変えてしまった。雪国の人は雪がふらないと「楽だね」と言うその口元は少し寂しそうで、雪がふると「大変だ」と嬉しそうにしている。雪が降り始めて、周囲の人が元気になったように思うのは僕だけだろうか。

さて、僕はちょうど1月13日から翌14日まで東京に行かなくてはならなかった。

1月13日@六日町IC

1月13日@六日町IC(僕の車は左)

六日町ICに車を停めてバスで向かったのだが、その27時間後、戻ってくるとさあ大変。

1月14日@六日町IC。ちょうど27時間後。

1月14日@六日町IC。ちょうど27時間後。

車がすごいことになっていた。掘り出すのに1時間以上かかった。そして、車で集落へ戻ると玄関の前には雪の壁が。雪を掘り進んで家の中へ。

1月15日朝

1月15日朝

翌朝、目が覚めて玄関から外を眺めると家の外にはトンネルが残っていた(前日、家に入るために雪を掘っているとき遊びでトンネルにしてみたのだ)。

そして、ようやくこの時が。茅葺き屋根の上に積もった雪を下ろすため屋根にあがる瞬間がやってきた。

1月15日茅葺き屋根の上で

1月15日茅葺き屋根の上で(写真は手伝ってくれたKさん)

実は、雪が積もる前、茅葺き屋根を見上げては本当にこんなところへ上がるのか、と少しビビっていた。しかし、実際に上ってみると周囲に雪が積もっているため高度感もなくなんだか雪の小山にいるようで少し安心したのであった。

1月18日冬将軍が去って。

1月18日冬将軍が去って。僕は集落のこの景色がたまらなく好きだ

冬将軍が去った翌朝、屋根の上にあがって山の背後から昇る太陽を見た。今度、「雪は大丈夫か」と聞かれたら、「今のところ大丈夫です」と答えようと思う。とりあえず、そう答えられるだけの経験値がわずかばかりだが上がったので(経験がゼロではなくなったというだけですが、僕にとっては大切な第1歩)。というか、雪国暮らし超楽しい、が今の気分。

1月28日 横浜から来た友人も楽しそう

1月28日 横浜から来た友人も楽しそう

それと、私事ですが昨年の4月から始めたインターンシップを年内で一足早く卒業させていただくことになりました。1月からは新規就農しインターン先である中立山・中原集落で百姓となります。こうした私の決意を集落のみなさんに伝えたところ、快く田んぼを貸していただけることになりました。春になったら無農薬・無化学肥料、天日干しで米を作る予定です。

ただ、これでお別れというわけではなく、しばらくこのブログを書かせていただこうと思っておりますので(今までずっとブログをサボっていたので)もうしばらくよろしくお願いいたします。

 

会田 法行
会田 法行
中立山インターン生
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