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「アメリカ産の日本酒ではなく、日本の日本酒が飲みたい!」

夏休みインターンシップレポート、柏露酒造「創業260年・次世代の『かわいい』日本酒創造プロジェクト」編です。

長岡市にある柏露酒造株式会社にて若者向け次世代の日本酒開発に向けて3人の学生インターン生がチャレンジしました。

お次は、神田外語大学から参加の牛腸 詩織さん。海外での経験を持った学生です!

参加するきっかけ

2度のアルゼンチン留学と日系イベントでボランティアをした時、現地の多くの人が「アメリカ産の日本酒ではなく、日本の日本酒が飲みたい」と言われ、どうしたら現地に美味しい日本酒を広めることができるのか考えました。しかし、当時の私はまだ日本酒を飲みなれていなく、まずは地元、新潟の日本酒を飲んでみようと思いました。やはり水もお米も美味しい新潟なのでもちろん日本酒も美味しく、ぜひ新潟の日本酒を広めたい、多くの人に飲んでほしいと思いました。そのためにはまず日本酒について学びたいと考え、今回のインターンに参加しました。

柏露酒造インターンシップの課題と目標

今回のインターンの目標として、「創業260年カワイイ日本酒創造プロジェクト」であり、日本社会全体に日本酒離れと企業的に新商品開発を行う者の不足によりそれらの問題点を解決するために私たちインターンシップ内容でした。

しかし、その中でも販売先が長岡酒の陣と決まっていたので、マーケティングとしてどのターゲットに焦点を当て商品作りをするかが難しかったです。

しかし、自分たちが求めるもの、どのような商品を売るかを考えたところ「日本酒を飲みなれない20代女性」をターゲットに商品コンセプト、商品企画を考えました。

日本酒造りにあたって清酒にするかリキュールにするか、ワイン風にするか、にごり酒にするかなどの候補がある中私たちは「桃色にごり酒」を選びました。日本酒であり、にごりでふわふわした特徴をうまく生かし、若い女性が「かわいい」と思っていただけるだろうと思ったからです。

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商品コンセプト

日本酒造りにあたって、作らせていただく環境、場所で慣れてもらうために現場で作業をさせていただきました。実際に「働く」ということ、何を考えて働くか、深く考えさせられました。例えば出荷作業ですが、タンボールに貼るガムテープを斜めにつけてしまったので貼り直そうとしました。しかし、ダンボール全てを取り替えて新しく作り直したのです。最初は「もったいない」と思ったのですが、それ以上に社員さんは「私たち出荷作業で何百個も扱っている商品がお客様にとっては最初で最後の一つの商品かもしれない。それを一つ一つ丁寧にやることが大切」だと教わりました。大量に仕事のあるなか、いわゆる「流作業」で作業していた私はハッとした思いでした。

このような社員さんとの交流、「働く」ことの価値観を学ばせていただくこともできました。

日本酒造りには杜氏の白原さん直々に座学から掃除まで全て教わりました。実際に蔵のリーダーである杜氏の方とここまで近くで、直々に教わることがないのでとてもいい経験になりました。

しかし、日本酒造りと言っても日本の伝統文化なのでそれぞれ特殊な古い日本語で機械の名前や作業などの名称があり、それを覚えるのに苦労しました。

日本酒を造るにあたって、再現性を求めるために同じ時間を計って米に水を吸わせたり、湿気のある暑い室での作業は本当に大変ですし、温度を一定にさせ、麹菌が活発になるように夜な夜な管理をするなど、日本酒が手間隙かけて作られていることを実感しました。本当に体験しないとわからないことばかりで、今回このような貴重な体験ができたことに本当に感謝しています。

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経験値!

オリジナル日本酒を造るにあたって、たくさんの苦労がありました。それぞれの「かわいい」価値観、商品の味設定、価格、予算、などなど。同じ世代同士だからこそ分かり合える部分もありましたが、同時に3人違う大学・環境から来た存在同士でしたので3人の意見を一つの商品にするという作業はなかなか難しかったです。

そのような中で何度も何度もミーティングを行い、休日返上で様々な話し合いを行うことで『初-うい-』が完成しました。

同じ日本人同士でも様々な価値観がある中、お互いをどうやって理解しようとするのか、自分の意見を言いつつ、相手の意見を尊重する難しさ。将来働いた時にこのような苦労は必ず起きると杜氏白原さんは優しくアドバイスしてくださいました。やはり、一度このような経験をすることで、次回・将来このようなことがあったとき、どのように対処をするか、行動するかを考えるきっかけにもなりました。

また、オリジナル日本酒を「越後長岡酒の陣」意外にも販路を作るべく、長岡駅周辺の酒販店・飲食店にも営業をかけることでおいてもらう努力をしました。営業をする際のパワーポイントを作成し、どうしたらわかりやすく簡潔に自分たちの商品を知ってもらうことができるのだろうか、どのように説明したらお客様は理解してくれるのだろうか、お客様に面白いと思っていただけるだろうか、など考えながら営業を行いました。

日本酒を造る技術的な部分だけではなく、会社の組織の運営、人との関わり方を学ぶことができました。今回のインターンの経験を将来に活かしたいです。

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2016夏 インターン生
2016夏 インターン生
にいがたイナカレッジ
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