ムラに学ぶ、ヒトに学ぶ、自分らしいライフスタイルを実現する。
春~夏 ものづくり編① ―からむしのこと

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「からむしの糸引き」を教わりました。

上の植物がからむしです。

 

からむし=苧=青苧=苧麻

 

その辺に生えてる草ですが、昔からの越後上布の材料、麻の一種です。

 

新潟に来て初めて知ったからむし、なぜか無性に気になっていました。

 

今ではほとんど行われていないからむし仕事ですが、

近くの集落にほぼ独学でやっている方がいて、教えてもらうことができました。

 

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6月下旬、生憎の雨の中、まずはからむし刈り。

自分の背よりもずいぶん高いです。

 

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使うのは茎の部分。

葉っぱは落としておきます。

 

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池に入れておきます。

時間がなかったので30分ほどでしたが本当は2時間以上つけた方がいいようです。

 

水から上げたら、手で皮をむきます。

太く長くむきたいけれど、節にひっかかって切れてしまうのが難しい。

ここできれいにできないと、次の作業がやりにくいと後でわかりました。

 

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刃物を使って、外側を削ぎます。

使うのは、外の皮と真ん中の芯の間の繊維。

その白い繊維が切れないように力加減を調節するのがまた難しいです。

 

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削いだものを1ヶ月半ほど干した状態が上の写真です。

パリパリに乾きました。

 

教えてくれた方は、これを水で湿らせて編んでバッグを作ったりしています。

 

織物に使うような細い糸にするには、これをさらに細く裂くそうです。

それは冬仕事ということで、まだこれから。

 

今年は少ししか取れなかったので、もう少し乾かして太い状態のまま編んでみようと思います。

 

からむしは荻ノ島にもたくさん生えているので、

何度か一人でやってみました。

 

刈ったからむしを近所の家のタネ(池)に入れさせてもらって、

削ぐのは家の玄関先で、蚊取り線香をたきながら。

夏だなぁと思いました。

 

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教えてくれた人が持っていたからむしのワンピース。

これはもらいものだそうです。

服の上から試着させてもらいました。

 

こんなちゃんとしたものは作れないですが、

その辺に生えているもので何か作れるというのはとっても面白いです。

何を作ろうかな、と考え中です。

堤さゆり
堤さゆり
荻ノ島インターン生
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