ハタチ女子大生、移住してみました。~地域は宝箱だった編~

前回は一年間で学んだことを書きましたが、

今回はその学んだ教室“十日町”のことを書きたいと思います。

 

“ハタチ”と言っても、今は21歳なんです(笑)

そこは多めにみてください(笑)移住した年がハタチだったので。。。

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~地域は宝箱だった編~

 

2015年3月末、私は十日町へ引っ越してきました。

 

実家のある神奈川県はすでに桜が咲き、春爛漫でした。

ところが十日町はまだ雪が残っていてびっくり。

 

辺りを見渡せば、白く高い山々。

これはすごい場所に来たぞ、と胸が高鳴りました。

 

 

仕事場へ向かう道は毎日発見の連続。

つくしが生えたり、ふきのとうが芽吹いたり、毎日表情を変えていきます。

 

雪が溶ければ山菜の季節。

 

じろばたのお母さんたちとおしゃべりしていた時のこと、

「雪国の人こそ春が来るのを楽しみにしているの。雪の間から見える緑が待ち遠しいのよ。」

なんてことを言っていました。

 

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山菜や山の新緑は雪国の人たちへ春を告げる大事な役目をしていたのです。

 

またしばらくすると田んぼの季節が始まります。

水が張られた田んぼに映る空。

空と田んぼは一体化して何とも言えない素晴らしい景色に包まれます。

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雪は溶け、山から水となり大地を潤す。

これはここに来なければ発見できなかったことだと思います。

 

太陽の季節の夏。

外で作業しているとじりじりと太陽に照りつけられる。

 

それでも山から吹く風はそんな暑さを吹き飛ばしてくれる涼しさでした。

稲の揺れる音に耳を澄ませると心が落ち着きました。

 

ここまで自然に包まれて過ごしたことのない私にとっては何もかも新鮮でした。

 

だから毎日発見。

十日町は宝箱、それを少年のように探す毎日は最高に楽しいものでした。

 

秋になると十日町は黄金色に包まれます。

穂が垂れた稲が一面に広がる田んぼ。

夕陽に照らされる稲は神秘的な景色を作りだします。

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白い世界に包まれる冬。

雪は羽のように舞う大きなものから、粉のように小さな雪まで。

雪も日によって違う表情を見せてくれるのです。

 

そしてまた季節はめぐり春へ。

最近はよく霞んでいます。毎日一歩ずつ春は近づいてきています。

 

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こんなにも季節を感じて過ごしたことはありませんでした。

春も夏も秋も冬も来て当然だと思っていました。

 

どうやって春は来て、夏に移り変わり、秋にバトンを渡し、冬になるのか。

そしてこの季節に寄り添って暮らすとはどんなことなのか。

ここに来なければ気付けないことでした。

 

十日町の自然に包まれて過ごし発見の日々。

地域は自然の宝箱でした。

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そんな宝箱には自然だけではなく、輝く人がたくさんいました。

次回はそんな素敵な人たち紹介します。

 

ハタチ女子大生、移住してみました。

~小さなまちの大きな家族編~

に続く。。。