新潟県内の地域おこし協力隊研修(初任者・定住サポート)を行いました!

今年度、新潟県さんと、県内の地域サポート人アドバイザーである十日町市の協力隊OBの3名(多田さん、宮原さん、小山さん)とうちで、新潟県内の地域おこし協力隊の皆さんの研修会を行いました。6月に協力隊になったばかりの皆さんを対象とした「初任者研修」、12月には、定住を決めている・検討している皆さんと対象とした「定住サポート研修」の2つの研修会です。今回は、この2つの研修会の様子をご紹介します。

下の写真は、左からアドバイザーの多田さん、宮原さん、小山さん、とうちの金子です。

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初任者研修会

6月4日~5日の1泊2日で県の研修施設にて行いました。

10市町村18名の新人の皆さん(半年~1ヶ月くらいの方々)に参加していただきました。皆さんフレッシュです!

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タイムテーブルは以下。プログラムの主眼に置かれているのは、初任者なので基本的な知識もそうなのですが、、自らが協力隊としてわざわざ見知らぬ土地に来て、自分は何をやりたいのか!という目的をきちんと自らの腹に落とすことです。自分の目的さえ明確であれば、色々な問題やわずらわしい事も、自分の目的にきちんと結びつけて前向きにとらえて行けるのだと思います。逆に自分の目的が不明確であると、それが周りの人への不平不満につながっていくのだと思います。

という考えから、グループで何かを作るというよりは、自らの内面に迫っていくようなそんな時間をしっかりととりました。

1日目 6月4日

13:00 開始・挨拶・研修内容説明
13:10 自己紹介
-お名前、所属、一言程度でお願いします。
13:20 【講義①】農山村再生の現在地
-講師:稲垣文彦(中越防災安全推進機構/柏崎市協働のまちづくり専門官)
14:20 休憩
14:30 【講義②】十日町市地域おこし協力隊の状況と3 年後の進路類型
-講師:多田朋孔(地域サポート人アドバイザー)
14:50 【ワーク①】自らの活動をデザインする
-説明:宮原大樹(地域サポート人アドバイザー)
-グループアドバイザー
多田朋孔、宮原大樹、小山友誉(地域サポート人アドバイザー)、
阿部巧、金子知也、日野正基(中越防災安全推進機構)
17:10 諸連絡 第6 研修室へ移動
17:15 1 日目終了

2 日目 6月5日

8:30 本日のスケジュール説明 第6 研修室に集合
8:35 【講義③】行政・地域との関係の中でどのように自らの活動をデザインするか
-講師:小山友誉
8:55 【ワーク②】自らの活動環境を整理する
-グループアドバイザー 1 日目ワークと同様
11:05 【ワーク③】研修会全体のまとめ
12:05 【まとめ】講師からまとめ
-講師:宮原大樹
12:15 諸連絡
12:20 終了

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冒頭は、稲垣からの地域おこし漫談ですw

自己実現と地域おこしの2兎を追う!どちらかだけではだめだというお話をしていただきました。

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そして、宮原さんから、協力隊を3年やってそのまま定住している立場から、なぜ志半ばで倒れたり、行政等への不平不満を言うだけの協力隊が生まれてしまうのか、その正体についてお話いただき、自分は何のために協力隊のなったのか考える重要性について説明していただきました。

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その後は、3つのグループに分かれ、各自1人1人の考えを整理していただく、それをグループで発表してもらい、それに対して皆さんと意見交換をするという形で進めていきました。全国の研修ではななかなかできない、1人1人の事についてみんなで考える、さらに身近なOBがそこに一緒に入ってアドバイスをするという形を作ることができました。

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最後は、1人ずつ明日からやっていくことを発表していただきました。

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定住サポート研修

そして12月7日~8日、十日町市の松代芝峠温泉「雲海」で、定住サポート研修を行いました。「定住」に向けた研修なので、定住した小山さんの現場でやろうという試みです。

7市町村13名の方が参加してくださいました。12月の荒れた日本海をわたって、佐渡、粟島からも来ていただきました。無事来れて本当によかったです。12月とは思えない、晴れ渡った空です。

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タイムテーブルは以下

今回の研修で主眼が置かれたのは、様々な定住事例を見てもらうこともそうなのですが、、結局地域の人たちとどれだけいい関係を築けているかが定住に向けたのスタートラインになるわけで、その辺の心構えを持ってもらうこと、また自らが協力隊終了後も含めてどういう暮らし・どういう仕事をして生きていくのかというイメージを描いてもらう。その上で、残りの任期どう過ごすのかを考えていただくという事です。

○1日目

13:00 開始・挨拶・諸連絡
13:10 オリエンテーション
13:15 ①「講義1」定住に向けた心構えと考え方
小山友誉 氏(NPO法人十日町市地域おこし実行委員会)
13:30 ②「講義2」事例報告
米澤健一氏(十日町市地域おこし協力隊OB・有限会社津南高原農産)
宮原大樹氏(十日町市地域おこし協力隊OB・米農家)
14:10 休憩
14:20 ②「講義2」事例報告・意見交換
高木千歩 氏(十日町市地域おこし協力隊OG・株式会社エール)
稲垣文彦 氏(中越防災安全推進機構)
15:20 休憩
15:30 ③「ワーク1」定住に向けた現状整理と意見交換
17:30 終了(宿泊部屋へ移動・自由時間・入浴※23時まで)
19:00 懇親会(宿泊用食堂「彩雲」)
○2日目
8:30 ④「ワーク2」(個人ワーク)今後のロードマップの作成
10:00 ④「ワーク2」(グループワーク)ロードマップのグループ共有
12:00 まとめ諸連絡
12:15 昼食
○現地視察
13:00 現地視察 (十日町市松代会沢集落センター※小山友誉氏のフィールド)
15:00 終了

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定住事例では、「就職」「多業」「起業」と3事例発表いただき、その後質疑も含めた全体での意見交換を行いました。稲垣からの無茶ぶりでアドバイザー含めた5名の年収を発表する場面も・・・。

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その後は、グループに分かれ、初任者研修同様、個人ワークも含めながら、グループで1人1人のことをみんなで考え、意見交換しました。

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そして午後からは、小山さんの協力隊時代の活動エリアであり、現在お住まいになられている地域へ出向きました。

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4集落から8名の方に集まっていただき、お話を聞きました。そのテーマはずばり「小山さんはなぜ定住できたのか???」です。このテーマで地域の皆さんからお話を聞けるってなかなかないことです。

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お話を聞き、なんか世間的すげーと言われることをやるより、地道に地域のために働いた人間が、望まれて定住していくんだなと強く感じました。

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村のみなさんは陽気でみんな快く色んなお話をしてくださいました。ありがとうございました!

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そしてこの研修は来年度も続いていきますよ~(たぶん)