ムラに学ぶ、ヒトに学ぶ、自分らしいライフスタイルを実現する。
自然エネルギー活用の実践者に会いに行ってきた~①柏崎市高柳編

地エネチーム、日々勉強中です・・・。色々調べてはいますが、なかなか具体的に踏み出せない・・・というわけで、7月23日、柏崎市高柳町に自然エネルギーを活用した暮らし・実験を行っている人がいるという事を聞き、会ってきました!

↓この方、長永さんと言いまして、20数年前に神奈川から高柳へ移住された方です。

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↓こちら、長永さんの構想図(開発中)です。長永さんのホームページにもだいぶ詳しく書いてくださっています。
http://www.kisnet.or.jp/nagae/index.htm

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その1 熱利用

何かを燃やして、そこから電気を作るのではなく、熱は熱として利用した方が効率がいいというお話がよくあります。長永さん宅でも、熱利用がいくつかあります。

①薪の利用

定番と言えば定番ですが、しっかり薪ストーブです。薪はご自分で山から切ってこられるとのことです。

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②OMソーラー

OMソーラーとは聞きなれないかと思いますが(そういう私も知りませんでした)、屋根に「集熱ガラス」なるものがあり、そこで集めた太陽の熱を、床下から出して家を温めるというものです。さらに地下には温水器があり、水を温めて利用します。熱が足りないときには、ボイラーを使うそうです。

→詳しく仕組みはコチラ

↓屋根に設置された集熱ガラス

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↓部屋のあちこちにある温風を出す吹き出し口

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↓温水器とボイラー

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その2 水力発電

そして「庭先ピコ水力発電」です。山からの水を庭の池に引き込み、水車をまわしています。これは3号機で40Wの出力があるそうです。

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こんな感じで、上の三角屋根のところに山の水が集まり、池に放水しています。水が落ちてくる落差もあり、勢いよく水が流れ込んできます。

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これは、三角屋根の下ですが、水の流れがスゴイです。こんなに水が流れ込む場所は、そうあちこちにあるものじゃない気がします。

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そして、水車はこの建屋につながっています。あっ太陽光パネルもついてますね!

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ここに、利用できる電気に変換する各種装置、電気を貯めるバッテリーがあります。ここから家の中への引き込み線があり、水力で作られた電力が使われるという流れですね。

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その3 これらの対策+節電対策

コチラに詳しく記載されていますが、対策をはじめる前の2010年と比較すると、今年の上半期は、42%減という結果を出しておられます。そこには、細かな節電から、パソコンディスプレイ、冷蔵庫、合併浄化槽ブロワ―を消費電力の少ないものに買い替え、照明のLED化など様々な努力がされています。

というわけで、今回は、実際に家1軒のエネルギーをどれだけ賄えるか実践している、現場を初めて見ることができました。発電だけではなく、節電、熱利用も相当重要だということを再認識しました。ただ、水力はなかなかこういういい環境はないですね、、その地域に合った最適な方法を模索しなければいけませんね。

阿部巧
阿部巧
イナカレッジ事務局
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