ムラに学ぶ、ヒトに学ぶ、自分らしいライフスタイルを実現する。
池山の「山」を探しに、山田の「山」に木を伐りに行ってきました

さてゼミナールのご紹介です。

森林資源活用について研究・技術習得をするゼミです。新年度がはじまる前から構想はスタートしておりました。わたくし阿部は、実は昨年「ながおか森林塾」なるものに参加していました。ただたんにチェンソー使ってみたいという動機です・・・。しかし、そこで体験したのは、立木を倒した時の快感です。

メキメキメキ、ズーンと倒れた時の音、そして振動は正直病みつきになるものでした。

そして、間伐をして日が差し込んだ森、枯れた木を処理した森のキレイなことといったらないです。

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ということで、中山間地にあるこの膨大な森林資源を楽しく扱える人が増えること、また巷では自伐林業なるものが脚光を浴びていますが、中越の森林でもそんな風に、組織に入らなくても山仕事ができる可能性はないのだろうかという事をあちこちにお話しをしておりました。そこで出会ったのが長岡市小国の皆さんです。私のただ単に、「あの快感が忘れられない・・・」というよくわからない動機に、同意をしてくれた森林組合の宇田川さん、元森林組合の荒井さん、下村集落の山田さんなどなどです。

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そして、オリガミデザインなるお仕事をされている池山さん。池山さんは小国に家を購入した時に山がついてきた・・・!しかしそれがどこにあるのかさっぱりわからない。自分の山がどんな山なのか行ってみたい。

そんなわけで、森林で妄想を広げるということで、

Wild Idea(妄想) Spirits(魂) Oguni(小国)
略して 「WISO(ワイソ)」

というグループを作りました。そしてその活動第一回は、池山さんの山を探しに行く、そしてチェンソーの扱いを学ぶということで行いました。

 池山の「山」を探しに!編

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さて、自分の山をどう探すのか、池山さんが持つ手がかりは、法務局でもらってきた「公図」というものです。これは、集落に眠っている巻物のような土地所有図を一応、紙に起こしたものです。しかしこれだけではさっぱりわからない。

森林組合には、これに航空写真を合わせたもの、また「森林簿」なる県が作成し、市町村や森林組合が所有している、所有者が示された地図があります。これらを元に、おおよその位置を割り出していきます。

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等高線を元に自らの位置を確認したり・・・、沢の向うに見える景色と見比べてみたり・・・しながら「大体この辺りかな・・・」と

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さらに、下の写真、木の間から沢の対岸が見えます。これは境界線かもしれない・・・と。これはベテランでなければさっぱりわからない。

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さらに、今回はラッキーなことに、池山さんの山には、10年前森林組合が作業をした記録が残っていました。10年前であれば、まだ杭が残っているのでは・・・ということで杭を探します。皆でうろうろと探すと、何やらピンクのリボンがついた木があるではないですか。これは、まさに作業をした時につけた印では・・・ということで足元を見ると。

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杭がありました!!

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ひとつ見つけると次々に、見つかってくるものです。

それにしても何と地道な作業・・・これが境界線確定のリアルでした。杭があったからいいものの、なければお隣の山を持っている人にも立ち会ってもらいお互い承認の元、杭を打たねばなりません。公図も道と照らし合わせてみると少しずれているようにも感じます。正確な地図を作り直し、緯度経度を入れて行けば、後世まで使える地図になるわけですが・・・。山に入って、森林を活用しようとならない限り、そんな動機も起こらないわけですね。

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山田の「山」に木を伐りに!編

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さて、お次に下村の山田さんの山で、チェンソー講習です。山田さんの山は、間伐展示林というお手本になるほどきれいに整備された山です。すいません、そのきれいな山の写真を撮り忘れました・・・。

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はじめてチェンソーを扱う池山さん、使い方を教わります。

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そして、道をふさいでいる倒れている木の撤去します。倒れている木で練習です。チャプス(防護衣)もちゃんと着けます!

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スパルタな先生は、立木も切ってみろと、、実践あるのみです。

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↓は、エンジュです。これでコースターを作ったり、なかなか遊びでのある木です。

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そんなこんなであっという間に夕方に。山仕事をしていると時間の流れが速いです。

このゼミでは、引き続きチェンソーの技術を高め、なにより大変だと言われる木を出す作業の技術も身につけたいと思っています。それと並行し、中越での森林活用の可能性を研究していきます。

阿部巧
阿部巧
イナカレッジ事務局
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