先日仕事していたら、春日先輩が、ほろ酔いな香りのするコンビニ袋をくれました。
「どぶろく名人、日出男さん家の酒粕もらったけど、いる?」
いりますいりますいりますとも!
さっそく酒まんじゅう作ってみました。
ほはあああああ。
名人の酒粕は、いわゆる「酒臭さ」がまったくなく、
果物(バナナが近いかな?)みたいな香しさが広がります。
この素敵酒粕をもっと楽しむために、粕で酵母を起こしてパン作りに挑戦です。
酵母起こし、実はちょう簡単です。
水に酒粕を混ぜて、あったかい所に放置するだけです。
空気中の菌さんたちが、酒粕を栄養にして、かもしかもししてくれます。
1日1回フタを開けて、空気の入れ替えです。
3日目にして、しゅわっち!と泡が出てきました。
これで、酵母液の完成です。
早速、パンを作ってみました。
1、酵母液100ccに全粒70gを入れて軽く混ぜる。
そして、1日こたつの中においておきます。
酵母さんに栄養を与えて、活性化させます。
2、下記を合わせてこねます。
・1の液種:全部
・強力粉:200g
・米粉:100g
・オリーブ油:たらっと
生地を伸ばして、重ねてを繰り返し、層を増やしていくことで、
酵母が膨らむ部屋を作っていきます。
15分ほど無心でこねこね。
3、6時間ほど温かいところにおいて1次発酵。
2倍くらいの大きさになります。
働く酵母さん。
4、生地を6等分して、2次発酵。
さらにぷくっとしてきました。
5、200℃のオーブンで20分焼きます。
チーズにも似た芳香が台所に広がります。
これが手作りの醍醐味ってやつですね。
焼けたパンでサンドイッチにしてみました。
鶏胸肉の酒粕みそ漬けとにんじんサラダサンド。
食べていると、いい香りでしあわせに酔っぱらえそうです。
うふふのふ。
さっとゆでたうるいと、焼いたかりかり油揚げをすりごまマヨネーズで合えたサラダサンドイッチ。
春の恵みで目が覚めます。
あー。おいしかった!