ムラに学ぶ、ヒトに学ぶ、自分らしいライフスタイルを実現する。
同世代の友だちが欲しくて鍋囲もうとしたら、イベント運営についていろいろ勉強になった話

中山地域に移住してみて、思ったことがあります。
「20代後半〜30代の同年代の人と知り合う機会が、めっさ少ない…!」

最近は毎日、えのきの出荷作業をしながら、
「全日本えのき箱詰め新人大会あったら、1年生エースになれるな。
テクニックはないけど、持ち前の反射神経で光るタイプやな」と妄想してみたり、
集落のじいちゃんのパソコン先生になったり、
初対面のばあちゃんに挨拶したら、庭で小一時間ささげもぐことになったり、
特別支援学級のかわいこちゃんに、「のんちゃんにプレゼントー」と折り紙渡されて号泣したりと
楽しい生活を送っているわけです。

充実してますよ。ほんとに。
でも思うのです。
「最近、若い人と話していない…!!」

集落活動に参加するボリューム層は、子育てや仕事の落ち着いた50代後半からです。
小中学生のころには、祭にも参加するけど、大学生になれば地元を出ていくわけで。
残ったとしても、仕事や家事などで忙しく、休みの日の買い物も車で出かけ、
地元が「寝るだけの場所」になっている若手層が多くいます。

若年層の地域活動への参加意欲を醸造するとかさ、地域への愛着を高めるとかさ、大層なことをいうけどさ、
まずは「休みの日に町内の活動あるけど、アイツいるから顔だしてみるか」というような、
「大人になっても友だち」を増やすことが大事なんじゃなかろうかと思います。

といいますか、私が友だちほしいんですよ。
だって、休みの日に遊ぶ人少なくてね…。

そんなわけで、こんなイベントを同い年のNPOの女性職員と企画しました。

イベント概要

20141116_poster_fix

 

ざっくりいうと、「みんなで鍋作って、食べて、わいわい話そうぜ!」な会です。

ポイントは、会での料理を作るところからゲームにしてしまうことで、

参加者の皆さんが交流するきっかけを作りながら、

主催側が楽できるようにした点(これ大事)です。

 

当日の話

何人来てくれるか、ちょいと不安もありましたが、実際やってみると、

約20名の川口の若手ーズが集まり、わいわいがやがやしておりました。

 

IMG_8376

 

班に分かれて、いよいよ大根おろしアート対決のスタートです。

優秀作には賞品もあるため、がぜん気合いが入ります。

 

街の電気屋さんの息子さんが、「オレ、ジャンプ黄金世代なんだよねー」と言いながら作った作品。

IMG_8366

 

各個人が好きなものを作って、組み合わせるとこうなる。

IMG_8375

 

お子さんの自由な発想で作った作品も。

IMG_8348

 

チームで一つのものを協力して…

IMG_8350

 

これは…?

IMG_8368

 

ちなみに、こちらが優勝作品でした!

IMG_8370

 

テーマ「太陽の塔、川口温泉に入る」

川口の画伯、砂川先生を擁したチームだけに、芸術的ですね。

赤大根で作った温泉が血の池地獄感あって、もうたまりません。

 

煮えるとこうなる。

IMG_8393

 

顔が…!

 

お鍋のあとは、クリスマスケーキもあるよ!

IMG_8401

 

商工会青年部のお兄さんたちからのプレゼント!

地元のおいしいケーキ屋さん、モンレーブのデコレーション!きゃあ!!

ありがとうございました!!

 

勉強になったこととか

 大人こそ秘密基地がいるよねという話

今回、参加された方の多くは、川口出身、仕事も住む場所も川口です。

田舎あるある、「公的な自分と私的な自分の混在状態」の中で皆さん生活しています。

 

そんな方の一人がこんなことを言っていました。

「やっぱりさ、地元では飲みづらいよね」

 

羽を伸ばす、という言葉が適切かどうかはかなり微妙なところですが、

地元で仕事と私生活を一緒にしていると、

「●●の家のせがれで、今家を継いで何年目で、こないだ車を買い替えて、

夏の家族旅行は沖縄に行った、▲▲さん」というように、生活の細かい部分まで

共有され、「そういう風」に見られているわけです。

 

地縁は頼もしいし、安心感のある、大切なものです。

でもさ、たまにはぱーっと、羽目外しても大丈夫な、

「なにものでもない、自分」になりたいよね。

 

そんな、らくらくした自分が出せる場所があるから、

そうした自分を知っている仲間がいるから、

地元を「たまに面倒なときもあるけど、付き合っていこうか」と

思えるのではないでしょうか。

 

 

だから、地元で若手世代が集まれる場所を作る、ということは、

単純に飲んでしゃべる場所を提供するだけでなく、

「地元でやってみたいこと、ちょっと人に言いづらかった地元での悩みを

こっそり打ち明けられる、種まきの場所」

になりうるのではないのでしょうか。

 

 

主催は働かないほうがいい。

イベントを実施するときは、参加者はお客様だから、

主催側が、十全な準備を行い、粗相のないようにすべきと考えておりました。

 

でも、今回は考え方を変えてみました。

「主催者は、「楽しませる人」ではなく、「最初に楽しんで、巻き込む人」になろう」。

 

だから、料理も参加者が作る、という主催者働かない仕様にしました。

参加費は1000円で手軽にして、料理が得意な人が持ち込んでもらえばいい。

 

ちょっと早くいらした参加者が、「野菜、切りますね」と手伝ってくださろうとしたら、

「いいですよ。お客様ですから」と止めるのではなく、

「うおお!助かります!ありがとうございます!」と最大級感謝して、

一緒に準備したらいいじゃない。

 

そして始まったら、「大根おろし、水切った方が形作りやすいですよー」とちょこっとアドバイスしたり、

作るものの案を、ひたすら「めっちゃおもろいですね」と膨らましていたり、

できたものを最初に見つけて、笑い転げたりと、

一緒になって楽しむ役をし続けました。

実際、すごく楽しかったですし。

 

終わった後、「もっとしゃべりたかったから、次回もやってほしい」という話が聞けたのは、

肩肘張らずに、「みんなで混ざって楽しもう!」と主催側で思えたからなのかしら、と思いました。

わーい。

 

とりあえず、企画から、準備から初めてのことだらけでも、

「やりたいから、やる!」と闘い続けた、同期のがんばり屋さん、千明ちゃん、

ほんとうにお疲れ様でした!

IMG_8396

 

26歳女子、友だちいっぱいできたね!

笹川希望
笹川希望
特定非営利法人くらしサポート越後川口
  • twitter
  • Facebook
  • RSS
  • Feedly
TOP