秋深しですね。笹川です。
ぼんやり眺めていたくなる景色からこんにちは。
今日は日曜日、ということで、NPOの事務局でもある
川口の「何にもないから何でもできる」集まりどころ、
「きずな館」にて手芸教室が開かれました。
みんなでつくるの、たのしい。
今日は、「コルクでお人形さんを作ろう!」がテーマ。
おめめくりくりで、かわいい子たちです。
「キャンディ・キャンディみたーい!」と歓声を上げるお母さんのとなりで、
「なにそれー」と不思議そうな娘さん。
世代格差に衝撃を受けたので、お母さんと一緒に
「♪そばかす、なんて〜」と歌ってきました。
秋の風が身体に染みます。
地域の小学生や、お母さん方約15人が集まって、スタートです。
お人形のもとになる、コルクは一つ一つ大きさや、木目に違いがあります。
ぽってりさんに、スマートくんと、個性派ぞろいです。
耳や鼻になるビーズを選ぶところでは、
「これにした!あ、でもこっちもかわいい…。」と
お母さんもお子さんも一緒に、娘さんになって、もだもだ悩むシーンも。
パーツを選ぶ小学生のお姉さん方を邪魔しないように、後ろ頭パチリ。
さっきのコルクの身体に目打ちで穴を開けて、耳やしっぽをつけて、動物にしていきます。
マスキングテープで洋服を着させて、綿でお帽子を作って…と、
着せ替え人形遊びみたいです。
作っていくうちに、だんだんママの気持ちになっていきます。
そして一番の山場、顔を描く瞬間です。
ちょっとのバランスで、表情ががらっと変わるので、
固唾を飲んで、見守ります…。
こちらは、小学生のみんなの作品。
それぞれの好きな色の髪飾りをつけたり、洋服も好みが出たりするので、
何となく、作った子に似ています。
いとおしいとおし。
参加してくれた女の子の一人が、こんな事を言ってました。
「夜は、この人形に毛布の代わりにね、ハンカチかけてあげるのー」
か、かわいい…。心臓ずきゅーんです。はい。
一緒に作れば、おともだち。
手芸教室は、作る楽しみに加えて、手を動かしながらのおしゃべりも魅力の一つです。
「人形の目に、白いペンで星を入れるとかわいいんですってー」
「なるほどー。私も自分の目に、白い星入れられないかしらー」
そんな世間話に花が咲きます。
他の人のやり方見て、「これかわいい!」と真似することもできるし、
それをきっかけに友だちになれて、新しい楽しみを見つけました。
みんなでにぎやかに、一つのことに取り組んで、仲間を増やせる場を
これからも作っていけると、楽しいものですね。
【追伸】
コルク人形を教えてくださった、小坂井先生は
ふるさと村など県内で、手作り教室を開催されていらっしゃいます。
詳しくは、こちらから。
わいわいの輪に入ってみませんかー。
ほいではまた。