悩むんだったら、迷うために移住してみるという選択肢もあるよという話(中編)

3度目まして。笹川です。

 

1週間のご無沙汰です。梅雨ですね。

今回は前回からの続き、

「私がイナカに移住を決めたわけ〜就活編〜」をお送りいたします。

 

内容忘れちゃっているあなたは、こちらからおさらいくださいませ。

 

大学卒業間近まで、「ディスオリエンテーション」という言葉に甘え、

何もしないでうだうだ過ごすことが、迷うことだと勘違いしていた私は、

教授に「働け」と、千尋の谷に突き落とされました。

 

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とりあえず就職活動をしなければ、ということで最初に受けたのは出版社でした。

 

私は、「絶版・俺の選んだ最強のなかよしコミックス(90年代後半Ver.)」のプラスチックケースが

実家のベッド下に並ぶ大のマンガ好きです。

ジャンプとモーニングとフィールヤングと別冊マーガレットと少年チャンピオンとBe LOVEは

最新号出るたびにスーパーで立ち読みしてました。

 

「働く」ということがちゃんとイメージできてないから、

とりあえず好きなものを作っている会社に入ろうという短絡的に考えていました。

 

でも、当時は「こんなにマンガが好きなんだから、私は編集者になれるわ」と

研究者になりたい、と言っていたときと同じように独りよがりに考えておりました。

 

面接では「私の考えた、面白いマンガ」について熱弁を振るいました。

当時は、30社も受ければどこか内定が出るだろうと勝手に考えておりました。

でも、就職活動始めて半年経っても内定は出ませんでした。

 

それは、「仕事とは何か」ということに対する根本的な考え方がずれていたからです。

 

前回のおさらいですが、

仕事とは、「一人では倒せないマンモス(=目標)を複数人がそれぞれの役割を持って、倒すこと」です。

 

そのマンモス倒し隊の一員になるには、どうしたらいいのでしょうか。

自分は速く走れる、遠くまでヤリを飛ばせることを話すことでしょうか。

実はそうではありませんでした。

 

仲間になる(=会社に「新卒」として入る)ために、必要だったのは、

「隊員(会社にいる人たち)が、何を獲物にしているか」

を把握し、面接で伝えることでした。

 

その会社が何が得意で何で稼いでいるのかを探すこと。

それが、面接で「私の得意なこと」を語るより大事なことだったわけです。

 

大学で自意識のもやに包まれて、さぼった私は

見事に「私ならこんなすごいこと考えられるわ」と

息巻いて、相手(=会社)が何を獲ろうとしているのか考えていませんでした。

 

面接受けて落ちて、落ちまくって、

「やっぱり、働くなんて私には無理だったんだ」

と思い始めたときに、運良く1社「ここで働いてよ」

と言ってくれるところが見つかりました。

 

それが、先週までいた会社です。

当時の社長が、この間送別会で

「他で見たことのない、変わったヤツをつい採用しちゃうんだよねー」

とおっしゃってました…。

本当に運良く、この会社と会ったものです。

 

幸運にも仕事は見つかりました。

 

でも、私はまだ「内定もらえて良かったー。とりあえずはがんばってみようか」

と、ふわふわ考えていただけで、他の人とどうやって関わっていくか

ディスオリエンテーションするほど考えていませんでした。

 

そんな私が、働き始めてどうなることやら。

いつ自分は「ディスオリエンテーションのふり」をしていただけだと

気づくのでしょうか。

 

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そしていつイナカは出てくるのか!?

 

イナカの出てこない言い訳をちょっとだけさせてください。

個人的に「イナカで暮らすのは、楽しいよ!野菜おいしいよ!温泉もあるし、通勤ラッシュないし!」

といった、物質的な部分のみで移住を勧めることは、ちょっと苦手なのです。

 

だって、東京は便利だし、やっぱり面白いことはいっぱいあるし、すごーくキラキラしてます。

ヤマは、5分に1回やってくる山手線もなければ、朝までやってるクラブもありません。

イナカに行けば、草むしりや道普請など、都内ではやらないような、共同体での作業も多い。

 

でも、なぜ私はイナカに移住しようとしているのか。

単に物質的な面だけでは、移住を決めた理由を私は説明できません。

移住することは、その土地に住む人たちと関わり生活していくことを「引き受ける」ことです。

 

そこには、「どのように働いて生きていきたいのか」・「人生で自分は何を成したいのか」

という問題が絡んできます。

自分も、この2つの問題の前で悩み、じたばたしました。というか今も絶賛じたばたしております。

 

これを読んでいるあなたも、もしかしたら人生をどう作っていくか、悩んでいるかもしれません。

そんなあなたが、ちょっと「私、がんばれるんじゃない」と思えるきっかけに、

このブログがなれるといいなと思っております。

 

だから、「ぼんやりした学生だった私が、自分の足でどうやって生きていこうと考え、行動したのか」

そして、「自分は、今後の人生で、何を大事にしたいのか」という

メンタルな面もフォローしたいと考えているのです。

 

言い訳長くなりましたね。

次はちゃんとイナカ行くから!

 

では、さらばです。